《勝手に海老蔵ブログでわたしの離婚を示唆したことを謝罪メール一通でもくださいよ。なぜ謝罪できないんですか?》(3月25日4時22分)
《あなたが民間療法を強いたのに妹が選んだのように仕向け あなたが民間療法をすすめたのに私がすすめたように仕向け なぜあなたは亡き妻を愛する子煩悩パパぶってるんですか?》(同4時34分)
《世界で一番あなたが憎い》(同4時38分)
明け方にもかかわらず、分刻みでブログに書き込まれた厳しい詰問。タレント・小林麻耶(42)の義弟・市川海老蔵(44)への攻撃は激しさを増している。
始まりは3月10日、麻耶の元夫で整体師の國光吟氏がブログに公表した“句読点なしの4千字メッセージ”だった。
「ブログで國光氏は、麻耶さんと昨年4月に離婚したこと、しかしそれは戸籍上のことであり、いまもいっしょに生活していることを明かしています。さらに翌日には《身内を見捨ててなにが立派なんですか》と、海老蔵さんの人格まで批判するようになったのです」(芸能関係者)
なぜ麻耶と元夫・國光氏はこれほどまでに海老蔵に怒っているのだろうか? 海老蔵と親しい歌舞伎関係者はこう語る。
「もともと海老蔵さんは、麻耶さんと國光さんの結婚には賛成していませんでした。國光さんに出会ってから、麻耶さんが“変わってしまった”ことにも困惑していました。ですから2人が離婚したときはほっとしていたのです。しかし最近になって、麻耶さんが國光氏とまだ別れていないことを知り、こんな苦言を呈したと聞いています。
『とっくに離婚した男と、いっしょに暮らしているなんておかしいじゃないか。きちんとケジメがつけられないのなら、もうウチの敷居はまたがせない』」
海老蔵としては義姉を思っての言葉だったのだろうが、事態は思わぬ方向に転がり始める。
海老蔵の仕事関係者によれば、
「國光氏は海老蔵さんが麻耶さんに、自分を排除するようにアドバイスしたと聞き、激怒したのです。離婚したとはいえ、國光氏は麻耶さんに強い影響力を持っていますからね。麻耶さんまで暴露攻撃に踏み切ったのは、國光さんがそそのかしているからだと海老蔵さんは信じています」
いっぽう麻耶にとって、最愛の妹の忘れ形見である麗禾ちゃん(10)と勸玄くん(9)はかけがえのない存在だ。
彼女は3月21日に國光氏のYouTubeチャンネルに登場したが、そこでも涙ながらに2人への愛を訴えている。
「(海老蔵さんのファンからの批判があっても)それでも私は黙っていました。なぜなら姪と甥を愛しているからです。姪と甥が大事なんです」
麻耶によれば、國光氏の結婚直後にも海老蔵の不興を買い、姪と甥に会わせてもらえなかった時期があり、つらい思いをしたという。それだけに「ウチの敷居はまたがせない」という言葉は、海老蔵の想像以上に麻耶にとって衝撃的だったのだろう。
■出禁宣告で海老蔵への不信が呼び起こされた!?
彼女の怒りは、これまで抑えつけてきた海老蔵への不信も呼び起こすことになったようだ。
前出の芸能関係者が続ける。
「YouTubeでの麻耶さんの発言はわかりにくい部分も多々あります。しかし整理すると彼女の主張は2つあるようです。
1つは乳がんができていた麻央さんに適切な治療を受けさせなかったこと。そしてお見舞いにも真摯な姿勢を見せなかったこと」
麻耶はこう発言している。
「妹が標準治療にいくまでにある空白の時間があります。そこの治療を勧めていたのは海老蔵です」
「(妹が)ものすごく苦しくて本当に大変なときに競馬新聞を病室で開き、競馬を見ながら楽しんでいましたよね」
2つ目の主張は、“海老蔵が父親としてふさわしくない”ということのようだ。
「YouTubeでも『そんなことができる父親のもとで麻央ちゃんの子供がいるなんてぞっとします』と発言しています。さらにその後、ブログでは“天国の麻央さん”が書いたという手紙を掲載しました。そのなかには《麗禾勸玄は姉の元で育つのが一番だと考えております》というくだりもあるのです」(前出・芸能関係者)
麻耶は3月27日夜にも、海老蔵と親交のある気功師に、母と姉の分も含めて3億6千万円ものお金(※のちに3億7千万円と訂正)を渡してしまったと告白している。いっぽうの海老蔵は沈黙を保っており、3月29日時点までは麻耶の主張に対し反論はしていない。
前出の海老蔵と親しい歌舞伎関係者はため息をつく。
「海老蔵さんはこれだけ言われても麻耶さんの体調を心配しています。そしてお子さんたちが伯母の動画を目にしてしまうことも憂慮しているのです。麻央さんが離婚したがっていた、などの麻耶さんの言葉は絶対に聞かせたくないでしょう。それは亡き麻央さんにとっても本意ではないと思います」
麻央さんは’16年9月、ブログをスタートした理由について、《力強く人生を歩んだ女性でありたいから 子供たちにとって強い母でありたいから》とつづっている。
「麻央さんはお子さんたちがお見舞いにくるときは必ずウイッグをつけており、弱音を吐くことはなかったのです。麻央さんにとってブログは、病気と闘った自分の姿をお子さんたちに残すためのものでもあったと思います。
海老蔵さんにも麻耶さんにも、それぞれ言い分はあるでしょう。しかし今回の騒動は、亡き麻央さんの“強い母の姿を残したい”という願いがこもったブログも踏みにじることになってしまったと思います」