11月10日放送のニュースバラエティー『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)に、芸能界を引退してから4年ぶりとなる地上波テレビ出演を果たした、元タレントの木下優樹菜(35)。
そのサプライズに、ニュースサイトのコメント欄は、好意的な意見もあるものの《敢えてタブー出せば面白いみたいな感じ? 面白くない上に不快でしかなかった》《フジテレビのコンプライアンスに関する考え方をおうかがいしたいですね》《脱力が好きで見ていましたが、出た瞬間にチャンネル変えました》など、ネガティブな声が目立っていた。
そんな木下が、またも騒動となっている。今回は「食事のマナー」。11月19日。本人がSNSにアップした、すき焼きを食べるシーンが物議を醸しているのだ。
「木下さんは《どうしても すき焼きを 食べたかったのを 叶えてくれた 束の間のお昼》などのコメントを載せながら、飲食店と思われる場所ですき焼きを食べていました。いい色になった牛肉を、器に入った生卵を絡めて口元に運んだのですが、そのときに、ロングヘアが顔にかかるのを防ぐためか、左手で髪の毛を押さえていました。そのため、器を持ち上げることなく、テーブルに置いたままで肉を食べる形になってしまったのです」(週刊誌記者)
さっそく、SNSには《お皿を持たずに体をあんなに曲げて食事するのは違和感ある…》《いちいち髪押さえるのがもうね…》《髪の毛気になるなら、バレッタで留めるとか、シュシュで纏めればって思うね》などのコメントが書き込まれた。しかし一方で《食べ方一つでごちゃごちゃ言われて大変だね(笑》《いちいち文句言うなら見るのやめればいいと思う》など、彼女を擁護するコメントも多かった。
食事マナーとしてはどうなのだろうか。
京都調理師専門学校のブログにある『和食の基本的なマナーとは?』(2018年12月25日)によると《和食を食べる際、たまにお椀やお茶碗を手に持つことなく食べる方を見かけることがあります。実はこれ、日本料理や日本の食事ではマナー違反とされています。そのため、片手でお椀を持ったまま、あるいは片手でお茶碗を持ったままの状態で、利き手にてお箸を使うという動作が正しくできなければいけません》とあり、《お皿のサイズが手のひらよりも小さければ「持ち上げてもよい皿」です。一方で、手のひらよりも大きなお皿は、「持ち上げてはいけない皿」です》とも教えている。
ちなみに「持ち上げても良いお皿」は「汁椀、茶碗、一人用のお重、醤油皿、どんぶり(ご飯・汁ものの入ったお皿は必ず持ち上げる)、小皿、小鉢など」で、持ち上げてはいけないお皿は「大きな椀や鉢、てんぷらの皿、魚や焼き物、数人盛りの大きな器、大きくて熱いうどんの器」だという。
大人のマナーとして知っておきたいが、揚げ足をとるのもマナーとしてはいかがなものか。
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