2月16日、女優・広末涼子が所属事務所「フラーム」を退社し、独立することが発表された。個人事務所「株式会社R.H」を設立し、芸能活動再開に意欲を燃やしているという。
2023年、フレンチシェフ・鳥羽周作氏とのW不倫が報じられて以来、芸能活動を休止していた広末。各紙報道によれば、すでに親交のある芸能関係者には、個人事務所の設立や活動再開の意向を伝えているという。
W不倫以降、広末は当時の夫であるキャンドル・ジュン氏と2023年7月に離婚。同年12月の「文春オンライン」で、鳥羽氏も妻との離婚が成立したと報じられた。さらに、2024年元旦の「スポニチ」では、広末と鳥羽氏が年内に結婚すると報じられ、驚きの声があがっていた。
所属事務所との関係悪化は以前からささやかれていた。同社は、広末の元担当マネージャーで、30年近く広末を支えてきた井上義久氏が社長を務めている。だが、2023年6月に不倫報道が出ると、広末が「週刊文春」記者に直電し、事務所の取材対応を「私の考えとは違うもの」と告白。「色んな疑いを私が会社に持ってしまった」と不信感を語ったと報じられた。
その後、両者の間にはさらなる亀裂が入ったと、1月の本誌取材で芸能事務所関係者が語っている。
「広末さんが、自身の不倫発覚で発生した各所への損害賠償について、『私は一銭も払わない!』と言っているんです」
広末の不倫発覚後、キリンビール「本麒麟」などの出演CMが放送取りやめとなった。
「契約内容次第ですが、広末さんクラスとなればCMの出演料は1本4000~5000万円ほど。活動休止前は4本以上のCMに出演しており、損害賠償は総額で約2億円にも上るそうです。フラームとしては、賠償金の広末さんとの負担割合を決めたいのですが、広末さんは支払い自体を断固拒否。両者は弁護士を立てて話し合いをおこなっている状態です」(同前)
2023年12月27日、自宅から一人でタクシーに乗り込んだ広末に、事務所とのトラブルについて直撃した。
――賠償金について、フラームと弁護士を立てた話し合いになっていると聞いています。
「今は話せないんです。事務所を通してください」
さらに記者が尋ねようとした瞬間、広末を乗せたタクシーは走り去ってしまった。
「広末さんはフラームに対する不信感がさらに増しているようです。話し合いのなかで突然、声を荒らげるなど、彼女の精神面の不安定さを心配した事務所側が、カウンセリング受診を提案したことに対しても、激怒したそうです。広末さんは、2024年中にフラームからの独立を画策しています」(前出・芸能事務所関係者)
有言実行となった広末だが、W不倫をめぐる一連の騒動によるダメージは大きく、前途多難といえる。復帰一発めの作品は、いったい何を選ぶのだろうか。
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