今年6月、女優・広末涼子とのW不倫が報じられ、世間の耳目を集めたフレンチシェフ・鳥羽周作氏。広末は当時の夫であるキャンドル・ジュン氏と7月に離婚したが、12月27日の「文春オンライン」で、鳥羽氏も妻との離婚が成立したと報じられた。
記事によると、直撃された鳥羽氏は「プライベートなことなので、お話できません」と語ったというが、妻側の知人は11月上旬に離婚が成立したと証言している。子供たちの親権は妻が持つとも伝えられた。
W不倫で、双方が負ったダメージは大きい。広末は無期限謹慎となり、主演映画の公開中止や仕事の降板が相次いだ。数億円の賠償を請求される可能性も指摘されている。
一方、鳥羽氏は自身のフレンチレストラン『sio』の代表を辞任しており、6月28日発売の「週刊文春」にて、損失額を「3億くらいになるんじゃないかな」「クライアントさんが40社くらいありますが、9割はもう無くなりました」と語っている。
W不倫を認めて謝罪してからも、広末が文春記者に直電で事務所批判を繰り広げたり、鳥羽氏が東スポ記者に「(広末の元夫より)俺の方がまだ純愛でまとも」と放言したりと、カオスな展開が続いていた。
だが、鳥羽氏は次第にトーンダウン。8月の「文春オンライン」では、6月以降、広末とは一度も会っていないと明かし、「冷静になってまずは妻と話し合い、子どもたちの将来のことを考えたい」と語るにとどめている。
仕事面では、鳥羽氏は「sio」グループのYouTubeチャンネル「シズるチャンネル」へ11月に登場し、徐々に活動を再開したが、広末はまだ復帰には至っていない。
大手広告代理店のキャスティング担当者は、広末の復帰に関してこう語る。
「別に犯罪や薬などの事件になったわけではないのですが、さすがにここまで信頼や信用を失くした広末さんであれば、CMは難しいというか皆無かと思います。復帰はなおさらです。
もちろん、将来的に『待望論』が企業や消費者から沸き起こればチャンスは再びあるかと思いますが、今のところそのイメージも浮かばない感じじゃないでしょうか」
また、とある映画プロデューサーは、12月に広末と会ったことを明かし、「最近、映画関係者には、広末さんから『ご心配をおかけしたので、元気な姿を見てほしい』と、営業目的の連絡が直接来るんです」と語る。
3億円と家族を失った鳥羽氏と、現状復帰の道筋はつけられていない広末。W不倫の代償とはいえ、両者にとって寂しい年越しとなってしまったようだ。
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