10月21日、日向坂46の齊藤京子が初の単独主演を務める土曜ナイトドラマ『泥濘(ぬかるみ)の食卓』(テレビ朝日系)が放送された。
本作は、2016年『悪い夢だといいのにな』で『第75回ちばてつや賞』大賞に輝いた漫画家・伊奈子氏による同名の原作を実写化したもの。
齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、不倫相手である那須川夏生(吉沢悠)と幸せになりたいという思いから、男性相手だけでなくその息子や妻にまで接近。徐々に家庭へと寄生していく“パラサイト不倫”ドラマだ。
21日は初回が放送されたが、開始早々、深愛のバイト先であるスーパーで、店長である那須川が「みあちゃん、無理しないでね」と言いながらキス。
場面はラブホテルとなり、深愛がキャミソール姿でベッドの上に座り、甘える那須川に膝枕を許したーー。
齊藤といえば、冠番組である『キョコロヒー』(テレビ朝日系)をはじめとしたバラエティ番組などで活躍する印象が強いが、SNSではその演技と内容に驚きの声があがっている。
《齊藤京子って初めて見るけど、凄くいい。あの大きな瞳が印象的。声も滑舌もいい。彼女に惹かれて、また見ます》
《芝居は俸だけどアップ多めで齊藤京子ファンにはたまらないんだろうな…と思いつつ眺めていたら途中からサイコパスっぷり全開で俄然おもしろくなってきた。次も観る》
《初っ端からベッドシーンはアカーン笑》
「男性と不倫関係に落ちる、“体当たりの演技”が好評を呼んだようです。
齊藤さんはもともと芝居をやってみたい、という気持ちが強かった。1月のブログには、《今年も頑張りたいなぁと思うのと同時にお芝居も頑張りたいなぁと思ったり…ドラマに出てみたいなぁ…。》と綴っていましたから、彼女にとっても悲願だったのでしょう。
初回放送日には《深愛からの連絡》というタイトルでブログを更新。演じている深愛になりきってブログを綴るなど、“気合い”も入っているようです」
齊藤は2016年に行われた『けやき坂46オーディション』に合格、けやき坂46の第1期生として活動を開始している。見た目とは裏腹に、低音ボイスが特徴で、“日向坂の歌姫”と言われている。
「加えて、アイドルらしからぬハッキリした物言いや、天然発言が魅力。『キョコロヒー』では、しばしば共演しているヒコロヒーさんをいらつかせたりするなど、バラエティ番組ではその才能が発揮されています。
『泥濘の食卓』がヒットすれば、女優としても活躍できるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
「大丈夫ですよ」と、不倫相手とその家族を泥濘に引き込んでいく深愛。齊藤の魅力の“泥濘”にハマる人も増える?
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