習近平"核汚染水デマ"で屈辱の敗北!香港スシローは"70人待ち"大盛況、中国人民は反日外交を冷めた目で
「(汚染水発言は)事実を述べたに過ぎない」
「中国政府は、これまで頑なに処理水を『核汚染水』と呼び、海への放出は『最悪の環境破壊だ』と攻撃してきました。8月24日に放出が開始されると、日本産水産物の全面禁輸まで実施。
「8月29日の香港の『スシロー旺角店』は、入店待ちの70人の大行列ができていましたよ。お客の多くは、若いカップルです」
「処理水放出のニュースを見ましたが、全然気にしていません。お客さんの数も以前と変わらないですね。日本に旅行した際、“本家スシロー” を食べに行くほど好きなのでこれからも通います」
「ランチで行きましたが、子連れのお母さんが多かったです。香港では、日本の海産物について福島を含む10都県からの輸入を禁止していますが、その旨が記載されたはり紙がポツリと掲示されているだけですね」(角脇氏)
「やはりお客さんは減少していますね。ほかの日本料理店では半減したお店もあるそうです。とくに生魚を使う刺身や寿司を注文するお客さんが減っています。仕入れも大変です。ただ、2~3カ月で客足は戻ると思っています」(フロアマネージャー)
「日系企業は、過去の経験から “悪目立ち” するのは危険だと判断し、一斉に広告から手を引いています。ただ、11年前に尖閣諸島の国有化をめぐり日中関係が荒れた時期と比べれば、だいぶマシです。当時は日本人に対する攻撃がすごくて、私も被害を受けました。今回はあくまで放出を決めた『日本政府』を批判するという冷静な人が多いです」(コンサルティング会社社長)
「私はまったく気にしていませんが、60代の両親は『もうこれからは日本料理を食べないし、日本に旅行もしない』と怒っています。でも、すぐに忘れますよ。実際、両親は東日本大震災後に『日本は放射能に汚染されている』と言っておきながら、数年後には日本に旅行し、喜んで寿司を食べていましたからね(笑)。高齢者は、政府のニュースを信じやすいんです」(上海の語学学校で働く40代女性)
「高い教育を受け、自分の頭で物事を判断することができる人は惑わされませんよ。正直、低収入で生活に不満を持っている人たちばかりが、振り回されている印象です」
「恒大集団の破産などで、中国経済の行き詰まりに不安を覚える人が増えています。日本や米国にやたらと攻撃的に噛みつく “戦狼外交” は、いわばこうした人々が抱える不満や鬱憤を晴らすためのガス抜きなんです。
「ここ数年続いたゼロコロナ政策の影響で、水産市場はずっと不況が続いていました。今年になり、回復傾向だったのですが、また売り上げが落ちています。汚染水報道の影響で、海産物自体のイメージが悪くなり、中国産の海産物も売れなくなったんです……」