12月2日、公式サイトを通じて年内の休養を発表したのは中居正広(50)。11月4日に体調不良のため1カ月休養することを発表していたが、活動再開は延期となってしまった。
しかし、同日に放送された『金スマ、冬の2時間スペシャル~』(TBS系)では、代役MCを務めた嵐・二宮和也と電話で対談する場面も。「元気なんですか?」と二宮に聞かれた中居は「元気ですよ。今、女性のうなじ特集みたいな画像見てたわ」とボケ、会場は爆笑。視聴者からも《元気そうでよかった》と安堵の声があがった。
そんな金スマだが、8月、本誌は同番組に関わった人物の “悲報” について報じている。『金スマ』含め、いくつものテレビ番組で怨霊退治を披露し、「現代の陰陽師」と呼ばれた石田千尋が変死していたのだ。
2001年頃の超常現象ブームを牽引する人物の一人として知られ、テレビ出演以外に「人生アドバイザー」として占いもおこなうなど、精力的に活動していた石田氏。
いっときは渋谷に豪邸を購入するなど、非常に羽振りがよかったが、2014年には自治体に差し押さえられ、手放している。本誌がかつての知人に取材したところ、同時期から占いの仕事で客と揉めたり、金銭トラブルを抱えたりと、石田の言動に “異変” があったと明かしている。
その後、石田はかつて自身の会社で働いていたA氏のもとに身を寄せた。本誌がA氏を取材したところ、「昨年12月31日にここで亡くなられた」と明かしている。A氏が発見したときはすでに息がなく、警察では「変死」として扱われたという。
石田の身に何が起きたのかはわからない。石田は自らの名でのアカウントに加えて、「胸形千尋」という名前で3つのツイッターアカウントを開設していた。2013年12月に開設された “初期” の胸形アカウントのプロフィール欄には「トランプ大統領閣下とQと一緒に戦う日本人」とあり、米国を中心に広がる陰謀論「Qアノン」を信奉していることを窺わせる投稿が繰り返されていた。
最後まで投稿されていた胸形アカウントも、2021年12月29日を境に音沙汰がなくなる。直前には「今日、急に、意識を失い倒れた。」(2021年12月26日投稿)など、体調の悪さを窺わせていた。
孤独な最期を迎えた石田。一世を風靡した陰陽師の晩年は、あまりに悲しいものだった。
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