ロンブー亮に続きハリセンボンも吉本興業退社 コンビの“人生”を大きく変えた「闇営業問題」の影響
「亮さんは半年間の謹慎期間を経て、2020年1月に復帰。その際、将来的に亮を吉本に戻すことを前提に、相方・田村淳さんが立ち上げたのが、株式会社LONDONBOOTS(ロンドンブーツ)でした。
「(闇営業問題以降)自分の足で動き出した感じが、ずっとなかった。もちろん(淳に)お膳立てしてもらってる感じがあって、今回、淳がそうやって『亮が戻る気ないんやったら(事務所を)たたもうと思ってる』って話があったときに、『ごめん、俺は戻る気はいま、ないし、淳がつくってくれたおかげで、ここにおれるのは感謝してるけど、戻る気はない』と」
「淳さんは何度も吉本に戻ることを提案したそうですが、亮さんの思いはかたくなだったようです。闇営業問題で宮迫博之さんが、そして、自身がMCを務める番組を通じて上層部批判をおこなった加藤浩次さんまでもが吉本を去ったのに、自分だけがこの形で残っていていいのか、という思いもあったと語っています。今後は『ロンドンブーツ1号2号』のコンビ活動は継続していくものの、フリーとして活動していくとのことです」(同前)
《今まで、私がエージェント契約、はるかがマネジメント契約という異なる契約形態で、この3年間活動してきましたが、来年芸歴20年という節目もあり、足並み揃えようと二人で話し合い、決めました》
「闇営業問題が大きく報じられていた当時、春菜さんは、加藤浩次さんがメインMCを務めていた『スッキリ』(日本テレビ系)にレギュラー出演していました。先述のように加藤さんは、2019年7月22日の番組で『いまの社長、会長体制が続くのなら俺は吉本興業を辞める』などと、強い口調で事務所の上層部批判をおこなっています。春菜さんも加藤さんに同調する形で『会社は上層部の人のものだけじゃない』などと発言しており、これらの発言が、上層部の怒りを買ったといわれていました。
「闇営業問題」が、結果として2組のコンビの“人生”を大きく変えてしまったのかもしれない。