5月18日、歌舞伎俳優の市川猿之助が、両親(段四郎夫妻)とともに自宅で倒れているところを発見され、病院に搬送されたことがわかった。
報道では、両親ともに死亡が確認された。猿之助は意識がもうろうとした状態で病院に運ばれたが、命に別状はないという。「読売新聞」によれば、猿之助は地下の自室で倒れており、近くに遺書のような書き置きが残されていたという。自宅で倒れている3人をマネージャーが発見し、119番した。警視庁は、今後猿之助から事情を聴く予定だ。
状況から、無理心中を図った可能性も報じられている。というのも、ちょうど18日早朝、「NEWSポストセブン」が猿之助のセクハラ・パワハラ疑惑を報じていたからだ。
報道によれば、猿之助は舞台で共演した役者や劇場スタッフに、キスを求めたり体をいじったり、過剰な性的スキンシップを求めてきたことがあったと劇場関係者が証言。拒否すれば役や仕事が与えられなかったり無視されたりしたとも伝えられた。同誌の直撃を受けた猿之助は、不機嫌な表情で「答える義務はありません」と話すのみだったという。
事態をうけ、SNSは騒然とした。猿之助の容態を気にかけるとともに、親しく交流していたというSixTONES・ジェシーの心境を案じる声が続出、Twitterでは「ジェシー大丈夫」がトレンド入りした。
《市川猿之助さん心配だし、ジェシーくんも心配 ジェシーくんの親友で一緒にディズニー行くほどなのに…》
《猿之助さん大丈夫かな? 様子を見守る事しかできないけど…そしてジェシさんもこの一報を聞いて動揺してないかな?何か気持ちがザワザワです》
《猿之助さん大丈夫かな、どうか無事でありますように ジェシーとあんなに楽しそうに笑ってたのに……どうしよう怖い》
「猿之助さんとジェシーさんは、2022年のドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系)で、お笑いコンビ役として共演し、プライベートでも交流するようになったそうです。
1月7日放送の『SixTONESのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、ジェシーさんは猿之助さんを “たかちゃん”(本名が孝彦)と呼んでおり、2023年の元旦は2人で初日の出を観に行ったと明かしていました。翌日の2日も、猿之助さんを家に招き、家族と過ごしたといいます。
2月3日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では、ドラマの撮影期間中に2人でディズニーランドやシーへ遊びに行き、ネタ合わせをしていたと、猿之助さんが語っていました。
5月3日から明治座でおこなわれていた『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』でも、猿之助さんは『親友のジェシーに背中を押してもらい、挑戦することにしました』とコメントを寄せています。この公演は、今回の一件で中止となってしまいそうですが……。
ファンの間では2人の仲よしぶりは有名でしたから、ジェシーさんを心配する声が相次いでいるんです」(芸能記者)
多くの人に衝撃を与えているが、まずは猿之助本人の回復が待たれる。
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