シェフ・鳥羽周作氏とのW不倫を認め、騒動の渦中にある女優・広末涼子。一連の対応は、“同業”の芸能人たちからもあまり共感を得られてはいないようだ。
とりわけ、ここ最近、注目されているのは、広末がおこなった“事務所批判”だ。6月21日、W不倫を報じていた「文春オンライン」で、広末の“生の声”が掲載された。報道によれば、20日午前、広末本人から『週刊文春』に連絡が入り、所属事務所に対する不信感を語った。
記事によれば、広末は報道をめぐり「助けて欲しい」と事務所に話したが、同誌の取材に事務所は回答しなかった。「私の考えとは違うものを出されてしまった」と語ったうえ、事務所と、夫であるCANDLE JUNE(キャンドル・ジュン)氏がつながっているのでは、という疑念も口にしており「色んな疑いを私が会社に持ってしまった」と話したという。
広末の大胆な行動は、彼女なりの“反撃”だろう。6月18日には、夫のキャンドル氏が記者会見を開き、広末の過去の不倫を事務所とともに火消ししたことや、今回の報道前に広末から離婚を切り出されたことを明かしている。それもあってか、世間からの批判はますます加速していた。
だが、広末の“反撃”は成功したとはいえないようだ。6月25日、『サンデージャポン』(TBS系)に出演したタレントの鈴木紗理奈は、広末の発言を受け「相当な思いはあったと思いますが、広末さんは取材されたとき『不倫なんてありません』とおっしゃったじゃないですか」とツッコミつつ、「彼女が『すべてを話すことが誠実な芸能界』というのなら、彼女は矛盾していると思うし、広末涼子さんのブランド力は事務所の力に守られてこれだけのものが築かれたと思います。もし、いまの感情だけで言っているのなら、(考え方が)すごい子どもだと思います。交換日記のことも、彼女が普通に、あらゆることに子どもだったのかな、という印象になってしまいます」と、持論を展開した。
また、歌手の和田アキ子も、25日に放送された『アッコにおまかせ!』(TBS系)で騒動に言及。広末が電話した理由が、会社に反省してほしかった、としていることに、「私が広末さんだったら、文春さんに電話して、会ってお話させてくださいってするね。会社が反省するっておかしいと思う。いままでも(不祥事から)守ってもらっているわけだから」と非難している。
今回の不倫騒動で、世間からのイメージは暴落し、タレント勢からも冷ややかな視線を注がれ、事務所との関係もこれまでどおりとはいかないことが予想される広末。キャンドル氏や鳥羽氏との今後の関係性を含め、事態はどんどんとカオスになりつつある。
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