NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の第95話が8月19日放送された。ヒロイン暢子(黒島結菜)が自らの沖縄料理屋の店名を「ちむどんどん」に決めるが、夫・和彦(宮沢氷魚)が新聞社をクビになり……という話だった。
だがこの週も、兄・賢秀(竜星涼)がねずみ講で200万円を失ったり、それを周りの誰もが止めないなど、ツッコミどころ満載のストーリーが展開され、SNSでは “ちむどんどん反省会” が大いに盛り上がった。
そこで本誌は、急遽「ちむどんどんアンケート」を実施。全国の30代以上の男女500人を対象に「『ちむどんどん』の登場人物で一番嫌いなのは誰?」を聞いた。
選択肢は「暢子(主人公)」「和彦(夫)」「優子(母)」「賢秀(兄)」「良子(姉)」「歌子(妹)」「大城房子(レストランオーナー)」「二ツ橋(シェフ)」「田良島(夫の上司)」「三郎(沖縄県人会会長)」の10人。
「嫌いな登場人物」1位となったのは、やはりというべきか、ニーニー「賢秀」で、133票。
嫌いな理由は、
「金銭面で何度も迷惑をかけているのに、トラブルを起こすたびに反省しない姿にイライラする」(岡山県・40代女性)
「借金はどうなっているのか。必ず家族がどうにかするけど甘すぎる」(茨城県・50代女性)
「賢秀が出演した日は、一日気分が悪い」(山形県・70代女性)
と、当然ながらごもっともな意見。しかし、「竜星涼君にこんな役は気の毒としか言いようがない」(大阪府・80代女性)という声も。そうなんです! 役者さんは悪くないんです!
2位には意外な人物が。なんと「三郎」が117票でランクイン。その理由は、
「何を考えているかわからない」(大阪府・50代男性)
「なんだか偉そうだから」(兵庫県・30代女性)
など。だがもっとも多いのは、
「片岡鶴太郎が好きではない」(千葉県・30代女性)
「ヨガで痩せすぎて怖い」(愛知県・30代女性)
「違う俳優さんでよかったのでは」(佐賀県・60代女性)
と、役柄ではなく俳優に対しての拒否感だった。鶴ちゃん……。
3位は「暢子」で73票。理由は、
「天真爛漫で無邪気な主人公をイメージしているのかもしれないが、自分勝手で自己中心的の印象が拭えない。マサカヤー、アキサミヨーなどの方言が変に気になる」(兵庫県・40代男性)
「身勝手さと無神経さにイラッとします」(秋田県・40代女性)
「美しい役者さんなだけに、いろいろと残念」(千葉県・40代女性)
たしかに同感です。
以下、4位は「田良島」で57票、5位「二ツ橋」54票、6位「大城房子」16票、7位は15票の同票で「和彦」と「優子」、9位は「良子」11票、10位は「歌子」で9票という結果だった。
もっと上位だと思った「和彦」と「優子」の票が伸びなかったのはやや意外。「和彦」には「自分勝手過ぎ、生き方に共感できない」(東京都・70代男性)。「優子」には「子供を無駄に甘やかす」(愛知県・90代女性)と、人生の先輩からの厳しい意見があったことを付け加えておきます。
※アンケートはクロス・マーケティングのQiQUMOを使った調査
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