【画像8枚】流血、銃撃、豪華葬儀…2022年抗争激化のヤクザ界、六代目山口組が牙を剥いた!
「今年、六代目山口組は、分裂状態にある神戸山口組との対立に決着をつけようとした。そのため、神戸側の組長や副組長に直接牙をむいたんです。過去にはなかったことです」
「池田組は神戸山口組傘下でしたが、2020年に脱退し、現在は神戸側とは友好関係を保っています。池田組は、地元の岡山や東京にビルを所有するなど、資金力が豊富です。六代目山口組は、池田組を叩けば神戸山口組を潰せるとみているようで、執拗に攻撃しています」(前出・ジャーナリスト)
「絆會は池田組との関係も深く、神戸山口組と合わせて“三派連合”と呼ばれています。ただ、三者とも襲撃された後、六代目山口組に対して反撃や報復をしていません。このまま神戸側は耐え抜くつもりでしょう」(同前)
「六代目山口組が分裂し、神戸山口組が結成されてから7年。いまや若手の組員らは、分裂状態をどうにかしようと思わなくなってきた。こだわっているのは、六代目側の髙山清司若頭くらい。しばらくは我慢比べになるでしょうが、髙山若頭は早期決着のため攻撃の手を緩めないはず」
「関代表は、六代目山口組や九州の組織との橋渡し役を担った功労者。関代表が亡くなっても大勢に影響はありませんが、内部の勢力図は変わり、とくに、傘下組織の幸平一家の動向が注目されています」(前出・ジャーナリスト)
「的屋組織をここまで大きくしたのは松山氏の力。暴力団トップでは国内最高齢だった。松山氏のもとで極東会はまとまっていましたが、亡くなった後は怪文書が出回るなど、内部で執行部批判が噴出。分裂の危険性を孕んでいます」(前出・暴力団関係者)
「工藤会は、本部のあった北九州では活動しにくくなり、東京や大阪に進出しています。幹部の多くは服役中で、残った者で看板を掲げ続けるしかない状態。ただ、他団体も工藤会を警戒しているので、最終的には北九州に再度拠点を作るつもりでしょう」(同前)
「現在のヤクザの平均年齢は、60歳に達すると思います。今元気があるのは、若い組員がいる組織。年を重ねて組織に残っても、幹部でなければいる意味を見いだせないでしょう。組によっては半グレを束ねているところがあり、そういう組織は強い。やはりヤクザである限り、動ける人間を入れないとダメ。今は薬物の締めつけが厳しいし、飲み屋に入っただけで逮捕されることもある。組員の数も減って、一人親分という組織が多く、毎月の会費を上納するのも大変。自分で食い扶持を確保しないとやっていけない組員は増えていくでしょう」