6月に旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪れたことが明らかになった生稲晃子議員。安倍派の重鎮である萩生田氏に連れられての訪問だったが、批判の嵐はやむ気配を見せていない。
「取材してきた記者のあいだでは『やっぱりね』という感想です。生稲議員は、『旧統一教会の施設だと知らなかった』と無理な弁明をしたうえで、知らなかった理由として、移動中に『顔を直していたから』などと回答しています。
この “アイドル気取り” は、施設訪問報道以前から、関係者の間で問題視されていましたからね。たとえば、安倍派の会合での振る舞いですよ」(政治部記者)
自民党の最大派閥である安倍派の会合が開かれたのは7月21日。安倍晋三首相が銃撃事件で亡くなってから初めての会合で、昭恵夫人も出席した。
席の中央には、安倍元総理の遺影が設置され、昭恵夫人は涙ぐみながら、通夜や告別式について感謝の気持ちを語った。さらに、派閥幹部に対し、衆議院山口4区の補欠選挙について、安倍元首相の後継として自らが立候補する考えはないとして、「後継を決めるなかでいろいろとお世話になると思う」と語ったという。
「昭恵夫人の憔悴ぶりに驚きました。それほど安倍元首相の死がショックだったのだと改めて感じました。げっそりとした昭恵夫人を前に、会合に参加する議員たちも神妙な面持ちでした」(同)
一方、昭恵夫人とは対照的に “華々しさ” で注目を集めたのが、「期待の一期生」である生稲晃子議員だ。
「ゴールドに花柄があしらわれたド派手ワンピで登場したので驚きました。終始、アイドルチックなニコニコ笑顔でした。本人にとっては、無事当選して会合に出席できるわけですから、嬉しい気持ちはわからなくもありません。
しかし、昭恵夫人が同席することは事前に知っていたはず。もう少しおとなしくてもよかったはずです。空気の読めない人なのかなと思いました」(同)
昭恵夫人の心中は、“顔を直すこと” に必死で察することが出来なかったのかもしれない。
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