8月3日、参院選挙の結果をうけ、新しい参議院議長らを選出する臨時国会が開かれた。自民党から立候補した元「おニャン子クラブ」の生稲晃子議員も初登院したが、メディアから逃げ回るような姿勢に、早くも批判が集まっている。
初登院した議員らを取材すべく、この日、正門には人だかりができていた。だが、生稲議員は報道陣やおニャン子クラブ時代のファンが集まる正門を避け、北門からひっそり登院したのだ。
生稲議員といえば、参院選の最中から “逃げの姿勢” が注目を集めていた。
「参院選当日に放送された『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で、各局の中継インタビューをすべて拒否していたと報じられました。番組では、生稲陣営の関係者が匿名を条件に、『生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない』と、拒否の理由を明かしています。
池上彰氏は『インタビューのやり取りに自信がないのかもしれませんが、それでも何かを答えるというのが、国会議員になれば責任が出てくるのでは。とても残念』と指摘。ネットでも、逃げ腰っぷりに批判の声が寄せられました」(政治部記者)
ところが、この放送に対し、生稲議員の選挙対策スタッフが「事実と異なる」と抗議文を送る事態に発展。時間に余裕がなかったことを理由とし、関係者の証言も「全くもって事実ではありません」と猛反論した。
「しかし、そもそも当選に至るまでも騒動続きでした。候補者向けアンケートをほぼ無回答で提出し、その後、事務所側の不手際だったとして改めて回答を出したかと思えば、今度は別候補者と回答が酷似して話題になったり……。そうした積み重ねもあり、生稲議員に対する不信感は拭えていない印象です」(政治部記者)
そこにきて、初登院は別門からという逃げの一手。「すべてを吸収していきたい。先生方に教えていただけることはすべていただきたい」と意気込んだ生稲議員だが、ネット上では、「何しに来たんだ」とツッコミを入れる声が相次いでいる。
《生稲さん………何しに国会来たんだ………。犯罪者みたいな入り方して…。これから頑張ります!って言えばいいのに》
《初登院のギインが正門を避けて国会 ( 仕事場 ) って… 何かやましいことがあるのか、聞かれてはまずいことがあるのか、 その二つしか考えられないんですケド…》
《最初から、逃げるってなによ生稲晃子。そうやって、ずっと逃げる気?》
はたして、議員活動のなかでイメージを払拭することができるのか。長い6年間が始まる。
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