モデルでタレントの益若つばさが、5月30日、自身のインスタグラムを更新。《先日アメリカから帰国する日に階段から落ちてしまい、尾てい骨の上の仙骨を骨折してしまいました》と報告した。
ロサンゼルスの病院に救急搬送され、現在は現地で療養中だという。《今は安静の為、薬を飲んでほとんど寝たきりの生活を送ってます。一人で寝たり起きたり歩いたりがちゃんとできず、車椅子か歩行器で支えてもらいながら生活をしています》と明かした。長時間のフライトができるまで、友人宅で休養を続けるという。
同日、益若はツイッターでも現状を報告。ファンから心配の声が集まると同時に、実業家のひろゆきからは《アメリカで骨折入院は、金額的にも色々大変そう、、、お疲れ様っす。。。》とねぎらいの言葉をかけられていた。
益若は《アメリカの救急車20〜30万円でした、、。海外保険でまかなえたみたいなので保険大事、、!歩けなくても入院はさせてもらえませんでした、、》と返信。アメリカの高額医療費の洗礼を受けたようだ。
ひろゆきも《アメリカ旅行の保険はマジで重要ですよね。。。アメリカ在住だった同僚がクレカの保険を使うために3か月に一回帰国してました。。。早めの快復をイタリアから祈ってますー。》と返信している。
アメリカ在住のライター・白戸京子さんが、こう話す。
「アメリカの医療費は本当に高い。ですから、現地の人は病院にあまり行きません。医療保険も高額で、1カ月2000ドル(約25万円)以上という家庭がザラにあるほどです。代わりに、ドラッグストアの品揃えが充実しているんですね。
日本なら救急車は無料ですが、アメリカでは1マイル走るごとに、タクシーのように料金が加算されるんです。料金は場所によりますが、カリフォルニアなら30万円は覚悟しなくてはいけません。ですから、アメリカでは簡単に救急車を呼べないんです。
昔、私の娘が学校で、おでこから骨が見えるほどのケガをしたときも、学校側は救急車を呼ばず、私に連絡してきました。このときは、渋滞のなか、どうにか病院まで車を走らせたことを覚えています。
入院も、お願いすれば入れてくれるケースも多いでしょうが、1泊1万ドル(約127万円)はかかります。ですから、出産を終えた母親は2〜3日で退院しますし、強者は1日で出てきます」
災難に見舞われた益若だが、友人宅で自宅療養を続けるか、早めに帰国して日本で治療を受けるか、現在考え中だという。いずれにせよ、心身ともに回復するまで、ゆっくり休んでほしい。
外部リンク