ラファエル「収入10分の1」で見えてきたYouTubeバブルの終焉…シバターも「再生数は5年前の4分の1」
「ユーチューバーという、YouTubeで収益を上げて稼ぐというビジネスモデルはいずれ終わると思っています。広告収入は10分の1ぐらいになっています。ほとんどのユーチューバーがそうだと思います」
――ラファエルさんによると、ユーチューバーの収益が減少しているということですが、シバターさんはどうでしょうか?
「一番よかった時期と比べると、全体的な視聴回数が減って収益は落ちていますね。わたしもラファエルさんもヒカルさんもみんなだいたい同じだと思うんですが、2017年あたりが一番視聴回数がよかったかもしれないです。今から5年くらい前がたぶん一番数字が取りやすかった。
――シバターさんの場合、視聴回数は減少しても、単価が上がり、収益はそこまで落ちていないということでしょうか?
「もともとわたし、ユーチューバーのなかでも1再生あたりの単価がめちゃめちゃ低かったんですよ。それに比べると、今はわりとマシになって、普通に落ち着いた感じですかね」
――ラファエルさんは、ユーチューバーに限界を感じ、いまはカレーパン店に注力しています。このことをどう見ますか?
「結局、ほとんどのユーチューバーがみんな数字を取れなくなっているんですよ。芸能人が軒並み参入したことが大きいです。わたしはもう9年めなんですけど、長年ユーチューバーをやってきた人たちが、どんどん廃業しているんです。
――シバターさん自身は、今後どのように活動していくつもりですか?
「わたしはYouTubeをはじめる前から、生放送とか動画作成が趣味だったので、まぁお金を稼げなくなってもたぶんやっていると思うんです。食えなくなるまで、いや……食えなくなっても続けるつもりです」