高野之夫・豊島区長と指定暴力団「極東会」五代目の“握手2ショット”! 内縁の妻は「区体協」要職に
「“姐さん”は、通夜と告別式には警察や報道陣がいたので参列しませんでしたが、火葬場に現われると、遺骨を抱いて帰っていったんです。まるで、喪主のような堂々とした振舞いでしたよ」
「極東会は、的屋系としては唯一の指定暴力団で、松山五代目にはカリスマ性がありました。全国の組織のトップで、松山五代目より古い人はおらず、まさに的屋系の最後の重鎮です。1990年に極東会会長に就任し、2015年に退くまでの25年間会長職を務めましたが、それ以降も、実質的なトップは松山五代目だと警察はみていました。
「30年ほど前に、豊島区内の飲食店で働いていたAさんを松山五代目が見初めたのが関係の始まりでした。松山五代目がお金を出してAさんのお店を開き、また正妻が20年ほど前に亡くなったこともあり、以降はAさんが内縁の妻という立場で、松山五代目の終の住まいも、Aさんのマンションでした。松山五代目は、毎月集まる上納金の多くをAさんに渡していたようです」
「Aさんは、NPO法人豊島区体育協会の副会長・専務理事を務めています。2018年には豊島区体育協会の70周年記念式典がおこなわれ、小池百合子都知事も祝辞を述べました。Aさんが副会長に就任したのは2012年なので、協会には10年以上関わっています」
「Aさんは本協会副会長・専務理事ですが、Aさんがどのような方と交流されているかいなかについてはわかりませんので、本協会としてはお答えする立場にはありません」
「豊島区の体育協会はNPO法人ですが、東京都体育協会に加盟する公的団体。その要職に就く人の交友関係は、当然問われるべきでしょう」
「松山五代目はもともと、ある国会議員の後援会に入っていました。その議員の依頼で、高野区長の初当選時から応援してきたのです。選挙や地域の行事など、事あるごとに区長を支援してきました。以前は区長本人からお礼の電話がありましたが、コンプライアンス上問題があるということで、区長の奥さんから電話が来ることもありました」
「区のイベントの後に催された宴会に松山五代目が出席し、同席していた高野区長と撮った写真です。松山五代目から、高野区長のことはよく聞いていましたよ」
“密”すぎる豊島区政と松山五代目らの関わり。区長と指定暴力団トップの蜜月について豊島区広報課に見解を求めると、「亡くなった松山眞一という人物が、指定暴力団の元会長であったことは承知しておりますが、その人物との交際はありません」との回答だった。