『毎日かあさん』西原理恵子氏の"毒親"素顔を作家・生島氏が証言 娘を飛び降りさせた暴言虐待の9年間
「7月29日にアパートから飛び降りして骨盤折りました。もう既に入院生活苦しいですが、歩けるようになるまで頑張ります」
「あの漫画は嘘ばかりです。私は中学生のひよちゃんから、ずっと相談を受けてきました」
「飛び降りたのも、西原さんのせいで苦しんでいるからだとすれば、私がきちんと、あの母娘の本当の関係を話すべきだと思いました。
「最初は『ひどい頭痛がするから病院まで付き添ってほしい』という相談でした。当然『お母さんに相談したの?』と聞いたら、『相手にしてくれないし、もし病院に行って何もなかったら怒られる』って。体調不良の娘を叱ることがあるのかと、そのときから不信感が芽生えたんです」(同前)
「当時から、ひよちゃんは『毎日かあさん』に自分を描かないでほしいと懇願していたんですよ。でも西原さんは、毎回それを拒絶。『お前のこと見てる奴なんていないから関係ない』という暴言を吐かれたこともあったそうです。『描かせないなら、お金は渡さないし、家を出ろ。大学の費用も出さない』などと、ひよちゃんに伝えていたんです。さらに、家では日常的に“ブス”などと容姿をイジられ、ひよちゃんは高校生になるまで『(自分が)一番ブスなんだなって思ってました』『やっと鏡とか真剣に見れるようになりました』と悩んでいました。思春期の娘にそんなことを言う理由ってなんなんでしょうか。どう考えても虐待ですよね」(同前)
「ひよちゃんが、なぜ漫画に描かれるのを嫌がったのかといえば、漫画のせいで小学校時代からずっとイジメを受けていたからです。2017年には、高校で彼女の体操着や上履きが、男子トイレの便器の中に捨てられる事件が発生しました。学校側から保護者を呼ぶよう言われ、困ったひよちゃんが、私に対応を頼んできたこともありました。さすがに学校まで行くのは遠慮しましたが、当時私が住んでいた神谷町のファミレスにひよちゃんが来て、詳しく話を聞いたことをよく覚えています」(同前)
「彼女にとって、家庭は安心できる場所じゃなかったのだと思います。兄とあからさまに差別され、『お兄ちゃんがぼーっとご飯待ってても何も言わないのに、私は怖い言い方で感謝を強制されなきゃいけない』と嘆いていたこともあります。私は、大学へ進学する前にお母さんと仲直りしたほうがいい、とアドバイスしました。でもひよちゃんは、『お母さんと話すとき、呼吸がうまくできなかったり、自暴自棄な気持ちになる』と、深刻な様子でした」(同前)
「ある日、マリカさんが当時高校生のひよさんを遊びに連れてきたことがあります。一緒にスケートとカラオケに行きました。驚いたのは、寝巻の上におばあちゃんのものだというコートを着てきたことです。おしゃれをしたい年ごろだろうにどうしたんだろうと……。ひよさんはマリカさんにすごく懐いていましたよ。ふだんから、“家庭の問題”を相談していたのも知っています」
「ひよちゃんいわく、大学入学を間近に控えた時期に、私と会わないように西原さんと約束させられ『あの人は(西原氏の)ストーカーです』とまで言われたそうで……。私には心当たりがなく、西原さんに言動の有無と、私を悪く言う真意や理由を直接聞いたのですが、『そんな(ことを言う)暇ありません。間に入ってる感情は覗きたくもないし』と曖昧なLINEを返されました」(生島氏)
「ひよさんは12歳のときに“ブスだ”という理由で二重整形させられたことなど、数々の“仕打ち”を暴露していました。ひよさんは精神科に通うほど追い詰められ、児童相談所に相談することをすすめられたことや、リストカットするほど思い悩んだ過去を綴っています。一連のひよさんの投稿は、ネット上で大きな反響を呼び、西原氏は子供を身勝手に傷つける“毒親”ではないかという指摘や、“育児エッセイ”として親が勝手に子供のプライバシーを明かすことの是非をめぐり、大きな議論となりました」(芸能記者)
「ひよちゃんの投稿内容を疑う声が出ていたため、彼女を応援し、助けるために投稿しました。すると、それをきっかけに著名な女性作家さんが、『西原氏は私(生島氏)の仕事先にまで圧力をかけようとしていた』と教えてくれたのです。実際、ある雑誌で予定されていたその作家さんとの対談や、私が出版に向けて動きだしていた単行本や雑誌の特集がすべてキャンセルとなりました。西原さんと仲のいい女性編集者が、『西原さんとの関係性が悪くなるのでマリカさんの本を出すのはやめたほうがいい』と、新刊を担当する編集部に通達していたそうです。ひよちゃんだけでなく、彼女を助けた人間まで攻撃しているのだとすれば、もうやめてほしいです」(生島氏)
「LINE画像に残っているように、私は間違いなくひよちゃんより、母親からの虐待を相談され、頼られていましたよ。しかもそれは、もともと西原さんの希望であり、私へ娘の面倒を見てと頼んだことから始まっています。FLASHの取材に、当のひよちゃんまで言を翻して私との関係や出来事を否定しているのは、西原さんに指示されたのでしょうか。でも、これがひよちゃんの本音だとは到底思えません。漫画に描かれた“ほのぼの家族”という虚像で、どれほどひよちゃんが苦しんでいるのか。私は心配でならないのです」(生島氏)
『毎日かあさん』はシリーズ累計250万部超。“かあさん”の暴虐によって苦しむ娘の声が、かき消されてはいけないはずだ。