スシロー「ペロペロ少年」への賠償取り下げ 事件直後に本誌が聞いていた母親の「悪いのは私たち」謝罪
「運営会社は、多くの客に著しい不快感、嫌悪感を与え、全国の店舗で客が激減して損害が出た、として提訴しました。少年側は、5月に地裁へ提出した答弁書で行為を認めましたが『客の減少は同業他店との競合も考えられる』などと反論し、争う姿勢を示していました」(週刊誌記者)
「今回は、もう……。みなさんにご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございませんでした」
――息子さんの状況は?
「(途切れそうな声で)あと先を考えずに、軽はずみな気持ちでやってしまって……。たぶん調子に乗っていたのだと思います。(息子は)自分がやってしまったことがたいへんなことになってしまって、どうやってお詫びすればいいのか、混乱している状態です」
――スシローに謝罪に行った?
「私も一緒に行きました。本人に、相手様方の顔を見て頭を下げてほしかったのと、私たち両親もどうしても謝りたいと思いましたので、無理にお願いして、お詫びをする時間を作っていただきました」
《賠償請求を取り下げるべきではないと思う。『世間的に叩かれるだけ』ではなく、しっかり『社会的に責任を取らされる』と言う実績をつくらないと同じ事をやっても大丈夫と軽く考えるやつが現れると思う》
《その少年が行った迷惑行為のせいで店側がどれほど損害を受けたのかを、その少年に自覚させるため、そして今後も起こりうる迷惑行為の抑止のためにも請求は不可欠だと思う》
《加害少年の年齢的なことも考えると、少なくとも私刑にも似た社会的制裁は存分に受けている気もするし、スシロー側としても事件後の芸能人などによる応援活動でイメージの回復は果たせている》
「悪いのは私たちなので、反省してお詫びをすることと、あちら様や警察の判断におまかせして、償っていくことしか、私たちにできることはないと思っております」