「子ネコサイズ」ネズミ急増の歌舞伎町、1200万円で一掃作戦に「無理じゃね?」冷ややかな声
「トー横キッズ」や、大久保公園付近のパパ活女子などが、たびたび社会問題として報じられる東京・新宿の歌舞伎町。そんななか、新宿区は9月19日、「区として初めての一掃作戦」に乗り出すことを発表した。
「以前から、路上のそこかしこにネズミはいましたけど、たしかに増えている印象はありますね。私も最近、歌舞伎町のテラス席の店で飲んでいた際、空いた椅子に逆さに置いていたハットにネズミが飛び込んできて、ひっくり返りそうになりました。しかも、歌舞伎町のネズミのなかには、ちょっとした子ネコぐらいの、かなり大きいのもいるんですよ。よく歌舞伎町で飲んだり遊んだりしている人なら、いまや、いちいち道を行きかうネズミに驚くことはないでしょう。けど、初めて見る人は驚くでしょうね」
「大庭氏によれば、ネズミはとにかく繁殖力が強く、コロナ前から、東京・渋谷などには『スーパーラット』と呼ばれる毒餌に抵抗力を持ったネズミが発生していたとのこと。厄介なのは、毒を食べても死ななかった親から生まれたネズミは、毒への耐性を持って生まれてくるので、そうしたネズミが増えれば、耐性の強い個体がどんどん増えていくそうです。一斉駆除しようとしても、数匹が生き残ったり、周辺の街に追い出されたりしたような形だと、再び同じようなことが起こる可能性があるという点も指摘されていました」(週刊誌記者)
「一方、ネズミ増加の一因と考えられる『路上飲み』をする人たちに対して、渡辺区議は、歌舞伎町は飲食文化の街でもあるとしたうえで『(ゴミの不法投棄など)マナーのない路上飲みがダメなのであって、路上飲み自体が悪いというわけではない』と、持論を語りました。これに関して、番組に出演したEXITの兼近大樹さんは『喫煙所と同じように、路上飲みできるエリアを規制すればいいと思う』との意見を出していました」(同前)