11月26日、『サンデーモーニング』(TBS系)でMCをつとめる関口宏が、フィギュアスケートの大会ルールについて「わかんない」と連発する場面があった。
番組のスポーツコーナーでは、フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯の様子を特集。男子では、鍵山優真選手が今季最高得点を出して優勝。宇野昌磨選手は1.84差で2位となった。
この結果に、ゲストとして出演していた元フィギュアスケート選手の八木沼純子氏が「あっぱれ!」を出すと、関口は「鍵山くんが調子がいいのかな。宇野くんは残念。悔しかったんじゃないかな?」とひとこと。
すると八木沼氏は「そうですね。ただ、ここで今シーズンが終わるわけではないので。次、GPファイナルが12月の初旬にありますから。そちらに向けて、またエンジンをかけていくところだと思う」と解説。
女子に移ると、関口は結果が記載されたフリップを見ながら「わからないのは女子ですよ。日本選手は5位(青木祐奈)、8位(三原舞依)、9位(樋口新葉)に終わりましたけど、坂本(花織)さんがいないし、これはどういうことなんですか?」と疑問を投げかけた。
八木沼氏は「GPシリーズとなっていまして、シリーズで6戦あるんですけども、日本大会が最後で、次にファイナルに進むんですが、前年度の世界選手権の1位から6位までがシード選手になっていまして。 1位から3位までと、4位から6位までが、試合が重ならないように配置されるんです」と説明したが、関口は「わからない。なんか都合があるんですね」とポツリ。八木沼氏は「わからないですか」と苦笑しながら、少々、困惑した様子。続けて、「今回は、坂本選手はカナダ大会とフィンランド大会に出て、そこで各1位を取っていて、ファイナルに進出することが決まっています」と説明する。
関口が、12月7~10日、中国・北京で開催されるGPファイナル出場者のフリップを見ながら、「ここ(ファイナル)には、日本人は3人(男子は三浦佳生、鍵山優真、宇野昌磨)、3人(女子は坂本、吉田陽菜、住吉りをん)出てくるわけだ」と紹介すると、八木沼氏は「表彰台も期待できますね」と語った。
GPファイナルの展望が聞きたいところだが、関口はあらためて「だけどそのルール、分かりにくいね」とGPシリーズのシステムに最後までぼやき、八木沼氏は「本当ですか?」とまた困った様子。
関口が「もうちょっとわかりやすくしてくれるよう言ってください」と無茶ぶりをすると、八木沼氏は「あ、じゃあ、はい」と困った様子で苦笑。スタジオに微妙な空気が流れるなか、CMに移り、フィギュアの特集は終わってしまった。
「関口さんの“勉強不足”はこれまでもたびたび指摘されてきましたが、フィギュアスケートに関してはとくに興味がないのか、選手を知らなかったり、システムを理解しなかったりで、生返事のような発言や、素人のような発言が多いです。この日は八木沼氏がゲスト出演したので、GPファイナルがどんな展開になるかを聞きたかった視聴者も多いはずなのですが…」(芸能記者)
関口が「わかんない」と連発し、フィギュアスケートのコーナーが終わってしまったことで、SNSでは関口の勉強不足を批判する声が多く上がった。
《八木沼さんがあれだけ丁寧に説明しても理解できないのなら余計なコメントは不要。もうMCとしての体もなしていない》
《フィギュアスケートファンは関口宏ちゃんにイラッとするんじゃないかなー 「クルクルまわる」とか、グランプリファイナル予選が分かりにくいとか スポーツファン、アスリート好きの私としては「イライラ、ムカムカ」 サンモニの見識はいつも低いけど》
《サンモニの関口さん、来年3月に番組を降りるのだから、せめてそれまでにスポーツコーナーはもっとアスリートにリスペクトを持ってちゃんと勉強して番組をやって欲しい。不勉強だったり失礼だったりする発言はしないようにして欲しい。本当にお願いします》
2024年3月末での番組勇退を発表している関口。このまま“通常運転”を続け、最後を迎えてしまうのだろうか。
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