またしても『サンデーモーニング』(TBS系)でMCを務める、関口宏の発言が取りざたされている。
1月15日の放送では、WBCの日本代表「侍ジャパン」への言及が話題に。抜擢された米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手について「よく存じ上げない」「この成績でどうして侍ジャパンに選ばれたのかな」と発言し、“勉強不足”を露呈させてしまった。
また、翌週22日の放送では、東京湾で撮影されたクジラの話題を取り上げ、「なんでクジラが迷っているのか、感じることありますか?」と、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏にやや“ムチャぶり”。当の安田氏も困惑した様子で、スタジオに笑いは起こったものの、視聴者は違和感を持ったようだ。
「関口さんの“失言”はこれまでも多くあります。わかりやすいのは、2022年6月、プロボクシングWBA・WBC・IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥が、前WBC王者ノニト・ドネアに、2回TKO勝ちしたニュースを取り上げた時です」(週刊誌記者)
放送当時、野球評論家の佐々木主浩氏が、「一発で決める力ってすごいですね。当て方もうまいですし、見てて試合、早くていいですね。安心して見られます」と述べたのに対し、関口は、「だけどね、テレビは困っちゃうんですよ。早く終わっちゃうんで」と、テレビ制作側としての“本音”を吐露。佐々木氏が「まあそうでしょうね」と苦笑して応じたものの、スタジオ内には微妙な空気が流れた。
同年5月の放送では、スポーツコーナーでシカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手の活躍が話題にのぼると、野球評論家の達川光男氏が、エンゼルスのマイク・トラウト選手の名前を出し『あの選手の真似だけはやめてほしいですね』と話した。
しかし、関口は『どういうことですか?』と不思議そうな顔。達川氏は、鈴木とトラウトでは打法が違うとして『マイク・トラウトの真似をしなかったら打てるようになります』と解説したが、関口は『マイク・トラウトって何ですか?』と、なおも質問を続け、チグハグな印象を残してしまったことも。
たびたび発言が物議を醸すこともあって、視聴者の間からは心配の声があがっている。長年、番組のスポーツコーナーでレギュラーを務めた野球評論家の張本勲氏も、2021年12月で卒業した。誰しも“引き際”はあるものだ。
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