Twitterに投稿された、ファミリーレストラン「ガスト」で提供されたポテトフライの写真。山盛りになったポテトの隙間から、虫の足のようなものが……。
現在は削除されたこの写真は、10月8日にTwitterでシェアされ、拡散。“異物混入” の疑惑があるとして、物議を醸していた。J-CASTニュースの記事によると、ガストを展開する「すかいらーくホールディングス」は異物混入の報告を事実と認めたという。
「飲食店の衛生管理が疑われるような報告は、SNS上で後を絶ちません。
7月には、宮城県仙台市にある中華料理店『大阪王将 仙台中田店』で、同店の元従業員を名乗る男性が、Twitter上で同店の厨房内と思われる写真をアップ。《ナメクジ超大量発生してます》と、退職直後に、管理が行き届いていなことを告発しました。
一度でも異物混入があれば瞬く間に拡散してしまう時代ですから、店舗はなによりも衛生管理を徹底しなければならないのですが……」(週刊誌記者)
本誌も2021年、福岡県北九州市にある「ガスト小倉城野店」、佐賀県唐津市の「ガスト唐津店」での、ずさんな衛生管理の実態を報じている。
関係者から本誌に提供された「小倉城野店」店舗内の写真には、ごみ箱と3つの食品ケースが写っている。周囲には段ボール箱が無造作に重ねられ、衛生的な環境とは言いがたい。そして、右端のケースの袋の中には、ハンバーグがいくつも重なっているのが見える。
2020年11月に撮影された「唐津店」のバックヤードの写真では、ケースに入った冷凍ピザが、コンクリート打ちっぱなしの地面に直に置かれた状態で解凍されていることがわかる。
当時、「すかいらーくホールディングス」に、この2店舗について見解を求めたところ、「このような事態は、当社の店舗運営基準に合致しておりません。お客様にも申し訳なく、お詫び申し上げます。事実関係を確認し、必要な対応を検討してまいります」と、全面謝罪。
このような事態が二度と起こらないことを願うばかりだが……。
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