小室哲哉が再び借金地獄 2億9234万円“貸主”社長が激白「彼の日常には、莫大な費用がかかります」
「ごく普通のジャケット姿でしたが、髪を金色に染め、ひと目で小室さんだとわかりました。入口には、ミッツ・マングローブさんらのものと並んで、小室さんが贈った花が飾られていました」(観客の男性)
「逮捕時、小室氏が経営するプロダクションの口座には、6000円あまりしか残高がなかったそうです。被害者への解決金をはじめとした負債6億5000万円は、小室氏の楽曲を販売してきたエイベックス・グループの松浦勝人会長が個人資産で肩代わりしました」(経済ジャーナリスト)
《小室哲哉氏は個人的な借入の返済のための資金繰り活動に多くの時間を費やしており、アーティストとしての才能を発揮して創作活動をするための時間が大幅に制約されておりました》とあり、小室が創作活動に専念できるよう、ワイハウ社は資金支援を決めたという。
「ワイハウ社はソフトウエア開発を目的に2004年に設立されました。2年後に東証マザーズ(当時)に上場しましたが、業績不振に陥り、大株主や経営陣の入れ替わりが激しくなりました。ここ最近も、5期連続の赤字で、投資家には“わけあり企業”として知られていますが、2023年8月からは筆頭株主だった田邊勝己弁護士が社長に就任し、再建を図っています」
「業務提携から1年たち、同社のエンタテインメント事業は、5400万円の利益を計上しています。しかし、11月28日におこなわれたワイハウ社の株主総会では、『小室氏への貸し付けの返済状態はどうなっているのか。不良債権化するリスクはないのか?』と質問が飛ぶなど、不安を拭えない株主は多いようです」(総会に参加した株主)
「小室さんからは、『僕のパトロンのつもりでいてくれ』と言われています。小室さんの日常には、莫大な費用がかかります。たしかに、常識を超えた金額です。でもこれは、音楽活動や創作活動に必要な経費です」
「小室さんは、前夫人(2021年に離婚が成立したKEIKO)への慰謝料の支払いもあります。またこれまでも、小室さんの音楽活動に経済的支援をしていた事業家もいました。小室さんがその方々から借りたお金を清算して、弊社のエンタテインメント事業に専念していただけるように、概算で数億円の先行投資をしています。貸し付けなどは、そのなかで事業費ではない費目を計上したものです」
「P社の音楽事業として、2024年から小室さんの音楽活動40周年の記念コンサートを全国で開く予定です。『小室ファミリー』と呼ばれたアーティストのコンサートツアーも計画しています。また、メタバース事業として、AI技術を使ったまったく新しいVR-SNSプラットフォームを中国企業と開発中です。どちらの事業も、小室さんの存在が不可欠だと考えています」
「小室さんは、活動を再開させたTM NETWORKの活動に手応えを感じており、『お金にだらしないと思われないよう、きちんとアーティスト活動を続けていきたい』と周囲に意気込みを語っているようです」(小室の関係者)