「プロポーズの言葉? 普通に言いましたよ(笑)。(相手は)まあ、日本人の方です。いたって普通の人です」
“翔撃” の結婚発表から一夜明けた3月1日、大谷翔平は報道陣の前で、終始にこやかに心境を明かした。
趣味は「野球と睡眠」と公言し、私生活はベールに包まれていた大谷。だが思い返せば、本誌は “匂わせ” を何度も報じてきた。
最初は、エンゼルス時代の2021年4月。本拠地近くにある日本食スーパーで、大谷と女性が2人で楽しそうに買い物する姿を目撃。
「大谷さんはエンゼルスの帽子を被って来店していました。女性と来ることもあるよ。私の友達が言うには、日本人の女性みたい」(常連客)
その次は、2022年の夏ごろ。本塁打を放ってホームインする際、左手薬指にキスすることが何度かあった。このルーティンについて、元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏は、当時こう語っていた。
「クリスチャンの選手がキスして天を指したり、十字を切ったりするのは神への感謝のためだ。大谷のように、手にキスをする仕草は初めて見た。あくまでも想像だけど、パートナーへの “合図” なのかなと思う」
最後は2023年9月。2度めの右肘手術後に飼いはじめた愛犬・デコピンの存在だ。
「手術後、リハビリで病院に行くことは多いし、球場にも何度か姿を見せていました。そんなとき、誰がデコピンの面倒を見ているのか話題になっていました」(現地記者)
そして、4年に一度のうるう日に、自身のインスタグラムで突如 “結婚発表” をおこなった大谷。NHKが速報を打つなど、日本中が祝福ムードに包まれるなか、本誌は詳細を確認すべく大谷のおばと思われる親族のもとを訪れた。
「私たちのところには報告は来ていません。何もお話しできないので……。ありがとうございます」
インターホン越しで口数は少なかったものの、喜びで弾んだ声が印象的だった。
妻について「いたって普通の人」と言う大谷だが、会見以降も新婦の素性はいっさい明かされていない。
「じつは、とある事情で大谷の結婚報道には慎重にならざるを得ない状況なんです」
とスポーツ紙記者が語る。
「テレビ局やスポーツ紙は、結婚相手のことはある程度掴んでいて、できれば報道したい。でもそれをしないのは、大谷が会見で『これ以上は詮索しないでほしい』とのメッセージを発したから。もし報道したら出禁になる恐れがあるので、各社は報道を自粛している状況です」(同前)
そんななか、大谷自身が3月2日配信の「NumberWeb」で新婦について、年は2個下で、出会いは練習施設。彼女の誕生日には一緒に過ごし、シューズをプレゼントしたことなどを語っている。
これまで噂はあれど、熱愛をいっさい報じられたことのない “クリーン” な大谷。稀代のスーパースターのハートを射止めたのはどんな女性なのか。気になる新婦の素性について、現地スポーツライターが明かしてくれた。
「奥さんは、元アスリートのA子さんだと話題です。彼女は有名私立大学を卒業後、大手企業の実業団に所属。2021年には、日本代表候補に選出されるほどの実力者でした」
かつてA子さんが所属していた企業の広報部に真偽を尋ねると「事実かどうか不明なので、この件に関してはお答えしかねます。もし事実なら? 国民的スターの大谷選手ですので、素直に喜ばしいですが……」と回答。
また、A子さんの兄へも取材を試みたが、自宅のインターホンは応答なし。携帯電話のコール音は鳴るが、兄が出ることはなかった。
3月20日に開幕戦を迎える大谷だが、シーズンが始まれば、妻もドジャースの一員として献身的なサポートが必要となってくる。
「MLBには “奥様会” という文化があって、チームごとにいろいろな “ルール” があるんです」
こう語るのは、元ドジャースのエースとして活躍した石井一久氏の妻・木佐彩子だ。
「選手の妻は、ホームの試合にはほとんど応援に行って、そこでチームメイトの奥様方たちと親交を深めます。彼女たちのなかには、夕食を作らない人もけっこういるんですね。なぜなら専属シェフがいるから。
私が『ホームでの試合のときは毎回夕食を作る』と言ったら、『あなたは彼のシェフなの? そんな時間があるなら応援に来なさい』と言われました(笑)。
また、高級店での食事会も多いです。奥様会の支払いは、そのとき集まったなかでも高給取りの妻の役目なんです」
そうなれば、メジャー最高額の契約を結んだ大谷の妻が支払いをまかされる可能性は高い。夫の活躍次第で、奥様会での立場も変わってくるという、まさにメジャーの “恐怖の洗礼” だ。
一方で、よき伴侶を得たことで、今季の大谷の “市場価値” はうなぎ上りだと、広告代理店関係者は明かす。
「CM契約の際に、芸能人のケースではよくある『結婚する場合は事前にクライアントに知らせること』という約束がなかったため、我々も報道で知って大騒ぎでした(苦笑)。
ただ、契約しているクライアントは『ビジネスチャンスだ!』と息巻いていますよ。今後、お祝いCMや広告などの出稿を増やしていく方針です」
大谷はオープン戦の初戦で早くも第1号を記録。公私ともに、最高の船出となったようだ。
※日時は日本時間
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