北原佐和子、認知症クリニックの看護師になっていた『私鉄沿線97分署』渡哲也との撮影初日には大遅刻も
配信 2023年3月19日 06:00更新 2023年3月23日 16:26
「花の’82年組」の一人である北原佐和子。時代劇や刑事ドラマへの出演を重ねた彼女の代表作のひとつが、1984年放送の『私鉄沿線97分署』(テレビ朝日系)だ。北原は、主役の渡哲也演じる検視官の助手役を務めた。
「私も出演させていただいた『はぐれ刑事純情派』などに受け継がれていく、人情味を前面に出したドラマでした。私は『浮浪雲』以来、渡さんの大ファンで、共演できることにとても興奮しました。なのに初めての撮影で、入り時間と開始時間を間違え、大遅刻しちゃったんです。
「2022年から、認知症専門クリニックで看護師として勤務しています。看護でありのままの姿で人と向き合うことは、女優としての感性を磨くことにも繋がっています」
きたはらさわこ
1964年生まれ 埼玉県出身 高校在学中の1981年に「ミス・ヤングジャンプ」に選ばれ、デビュー。映画・ドラマ・舞台など女優業を中心に、レポーターとしても活躍
取材&文/鈴木隆祐