4月29日から始まったゴールデンウィーク。ふだんより視聴率が上がりやすく、各局は視聴者を獲得するため、特番に力を入れている。
そんななか、フジテレビのある決断が話題を呼んでいる。5人組YouTuberのコムドットを「ゴールデンウィークアンバサダー」に起用したのだ。コムドットのメンバーは、アンバサダーとして、4月29日から5月7日まで、さまざまな番組に出演する。
「とくに、5月1日から4日まで4夜連続で放送される『コムドットのテレビって何?』は、冠番組として大きな話題を呼びそうです。チャンネル登録者数は約413万人。若い世代に絶大な人気を誇り、2021年12月に発売された1st写真集『TRACE』は30万部を突破するなど、“ビジネスになる” ことは証明済みです。
しかし、テレビ出演は昨年4月に出演した『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)のみ。テレビでの実力は未知数なので、フジテレビはまさに賭けに出たということです」(芸能記者)
しかし、こうした “英断” に、ネット上では多くの批判が寄せられている。
《ネタ切れ感ハンパない》
《前にコムドットのテレビ番組見たけど酷すぎ。大学サークルの内輪のノリみたい》
《コムドット出まくるの気色悪すぎてムリ》
《イタい連中を出さないとやっていけないフジというヤバさ》
というのも、コムドットにはこれまで視聴者の好感度を下げるような数々の “お騒がせ行為” が報じられてきた。
「2021年6月、コロナ禍で女性YouTuber・あやなんの誕生日を祝う『カラオケパーティ』で泥酔したことが『文春オンライン』で報じられ、後日、謝罪動画を配信しました。
同年3月にも、ほかのYouTuberら計12名で飲酒をともなう会食の様子を、リーダーのやまとが自身のインスタグラムにアップして炎上しています」(芸能記者)
さらに本誌は、2021年9月、“深夜騒音パーティー” を開催していたことを報じている。
団地や戸建てが並び、自粛ムードが漂う静かな住宅街にある深夜のコンビニの駐車場。やまとを含むメンバーたちは、ほかの友人を交え、周囲に響き渡る大声で騒ぎ、けたたましい笑い声を爆発させていた。
近所の住民は「うるさくて眠れない」と苦情を言い、警察が注意にやってきても、気にかけない状態だった。
「《コムドットが通るから道をあけろ 俺らが日本を獲る》と豪語する彼らですが、周囲の迷惑を気にしないいわゆる “迷惑系YouTuber” と変わらない部分があります。
ネット上でも、熱狂的な支持者がいる一方、“アンチ” も多い存在です。そもそも、動画の内容も若い世代に向けた内容が多く、現在のテレビ視聴者の多くを占める50代以上の人々にウケるとは思えません」(同)
はたして、“視聴率を獲る” ことはできるのか。
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