宮迫博之がプロデュースする高級焼肉店「牛宮城」の開業日が近づいている。宮迫はYouTubeを休止したままで、プロジェクトの進捗具合は不明だが、いまのところ、当初予定どおり3月1日にオープンする見込み。
だが、2ちゃんねるを創設したひろゆき氏は、2月8日、自身のYouTubeチャンネルの生配信で、牛宮城について「たぶん1年くらいで潰れると思う」と言及。
「(牛宮城は)いまだにオープンしてないし、人は雇っているので人件費を払ってて、内装を変える工事を2回やるっていうね。ああいうのがわかりやすい大失敗の例。コロナが終わってないのに、それだけ大金かけてどうするんだろう」とボロクソに批判した。
金銭面はもちろんだが、さらに深刻なのが、助けてくれる人が周りに誰もいない状況だ。芸能ジャーナリストが、宮迫の現状についてこう語る。
「どれだけ厳しくても、本来、宮迫さんが築き上げてきたキャリアと人脈があれば、なんとかなったかもしれません。しかし、今の宮迫さんからは人が離れすぎている。だからこそ、ここまで追い詰められているのです」
元をたどれば、2019年、闇営業騒動によって吉本を契約解消となったことで、事務所スタッフや芸人人脈がある程度離れてしまった。そこに拍車をかけたのが、宮迫のYouTuber転身だ。
「YouTuberへ転身したことで、テレビ界隈とのつながりも途絶えてしまいました。
実は、宮迫さんが初めて動画を投稿した2020年1月29日は、翌日に同じく闇営業で活動休止していたロンドンブーツ1号2号・田村亮さんの復帰会見が控えていたんです。
狙ったわけではないのでしょうが、まるで宮迫さんだけ抜け駆けしたように見えてしまった。
雨上がり決死隊の解散の決め手も、宮迫さんのYouTuber転身です。解散報告をした『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、蛍原徹さんは『宮迫さんがYouTubeを始めたぐらいから、価値観、方向性(のズレ)が大きくなった』と語り、YouTube開始について、『亮より早く復帰するのはおかしい』と指摘しています」(同上)
周囲の人間が減っていくなか、宮迫が頼ったのが、人気YouTuberのヒカルだった。YouTubeで最初のコラボ相手となったヒカルは、以降、月数回のペースでお互いのチャンネルに登場。「おとん」「息子」と呼び合うほど、仲睦まじい様子をアピールしてきた。
「そのうち、共同出資で『牛宮城』プロジェクトを進める間柄になりましたが、昨年9月にヒカルさんが肉の品質を酷評。プロジェクトを降りることとなりました。
のちに牛宮城の “黒幕” として、共同経営者であるノーブルプロモーション・若林和人氏の存在が明らかになりましたが、ヒカルさんは撤退理由を『若林さんとはしたくなかった』と明かしています。
撤退のときにヒカルさんは『若林さんを切るべきだ』と進言しましたが、宮迫さんは聞き入れなかったとも。ヒカルさんは『今後も宮迫さんとの関係は続けていきたい』と宣言していましたが、1月はコラボもゼロに。結果的として距離が離れてしまっています」(同上)
いま、宮迫の周囲には誰が残っているのだろうか。身から出たサビとはいえ、これまで失ってきたものは、あまりに大きい。
外部リンク