元お笑いコンビ「雨上がり決死隊」宮迫博之の炎上が止まらない。3月にオープンを控える高級焼き肉店「牛宮城」の騒動に加え、1月29日にはラーメン好きYouTuber・SUSURUとのコラボ動画を更新。焼き肉だけでなくラーメン業にも進出すると明かしたことで、批判が収まっていない状況だ。
今回の話は、2021年7月に動き出した「牛宮城」プロジェクトの迷走から始まる。人気YouTuber・ヒカルとの共同出資で進めた話だが、同年9月に公開された動画で、肉を試食したヒカルが「粗悪店ですよ」と酷評。ほどなくして、ヒカルはプロジェクトから降りることになった。
「その後、宮迫さんが飲食店経営の社長やコンサルの力を借りながらオープンを目指す様子が公開され、コレクションの高級時計や車の売却を宣言するなど、資金難にあえぐ姿が話題になりました。
しかし、1月15日に公開されたオリエンタルラジオ・中田敦彦らとのコラボ動画では、“黒幕” と呼ばれる『ノーブルプロモーション』代表の若林和人氏が登場。
牛宮城は宮迫さんの単独経営ではなく、持ち株比率は若林氏が50%、宮迫さんが45%で、実際には時計や車を売らずとも資金繰りが可能なことが明らかになりました」(芸能ジャーナリスト)
牛宮城をめぐり、宮迫は何度も炎上してきた。それもあって、1月21日には、自身のツイッターで《本日より暫くの間、動画の配信をお休みせていただきます。チャンネルをより皆さんに楽しんでもらう為に立て直しをする、前向きなお休みです!》と報告している。
そんな最中に公開されたSUSURUとのコラボ動画で、名の通ったラーメン店が協力して作ったラーメンをジャッジし、勝ったラーメンを商品化する企画を発表。
これに対し、視聴者たちから「焼肉はどうするんだ」「タイミング間違ってる」などと批判の声が殺到することに。宮迫は、インスタライブのなかで「諸事情、本当にいろいろあるんです。だいぶ前に撮って延ばし延ばしで……」と釈明したが、納得したとの声は少ない。
「雨上がり決死隊」が解散しておよそ半年。宮迫が頻繁に炎上を繰り返す一方、元相方の蛍原徹は、順調にキャリアを重ねている。
「2019年8月から、宮迫さんの抜けた『アメトーーク』を単独で切り盛りするようになった蛍原さんですが、当初は『さすがに荷が重い』と不安がる声も多かった。
しかし、出演者の話をじっくり聞き、芸人たちを活かすMCスタイルは好評です。番組の和気あいあいとした空気感もそのままに、この2年半、うまく継続しています。
蛍原さん自身、昨年11月から、大阪の番組でコンビ解散後初のレギュラー出演を果たし、活動の場を広げました。芸人からの人望も厚く、他の芸人の番組に呼ばれることも多い。炎上とは無縁のキャラクターですし、今後も安泰でしょう」(同上)
コンビで大きく分かれた明暗。お互いの姿に、いま何を思うのか。
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