篠田麻里子、ドロ沼離婚に終止符…「私も “社長” の肩書に騙された」夫は年収300万円以下で呆然
だが、2022年8月、離婚調停中だと報道されると状況は一変。篠田のLINEのスクリーンショットや、篠田が浮気を懺悔するような音声データが流出するなど、双方の主張が食い違ったまま泥沼化。
「まりこ様の離婚のニュースを見て自分の話かと思いました」と苦笑するのは、39歳の長瀬亜希さん(仮名)。小学2年生の娘がいるシングルマザーだ。
「私が33歳のときに、31歳だった元旦那と出会いました。共通の友人がいて、ありきたりですが、出会いは食事会でした」
「20代後半で独立して、小さいながらも複数店舗展開するなど経営は順調でした。収入も同世代よりはあったせいか、同い年のサラリーマンとは話が合わないし、年上の経営者は『僕と付き合えば、店舗展開に協力するよ』と、パパ活みたいな誘いしかなくて(笑)。仕事に生きるしかないのかなぁ~と思っていたところ、元旦那と出会ったんです」
「ざっくり、今どきの芸能事務所って感じですかね。私がよくわからない業種だったせいもあって、彼の仕事話のひとつひとつが新鮮でした。同じ経営者だし、年下だからか私が稼いでることも引け目に感じず、『俺も亜希さんみたいにもっと頑張らなきゃ!』なんて言うのがかわいらしく思えたんです」
「お金のことは本当に何も決めないで結婚しました。いま思えば、これが間違いだったんですよね」
「離婚して冷静になって考えれば、私が7~8割は出していたと思います。とくに気にも留めてなかったんですけど」
「元旦那は、とにかく飲み会が多い人なんですよ。妊娠する前はあまり気にならなかったのですが、つわりやメンタルの不調が続いても気にかける様子はなく、帰宅も相変わらず遅かったですね。
『有名なインフルエンサーを紹介してもらえるから』『大手事務所の幹部を接待するから』などと言い訳するのですが、毎回楽しそうに飲んでいるだけで仕事につながっている様子がなく……。
「何をしてるのかわからない外出がどんどん増えて、問いただしても『お前だって経営者だから付き合いがあるのはわかるだろう』と一蹴されました。もう呆れて、退院して少し落ち着いてきたタイミングで離婚を決心しました」
「離婚したいと切り出そうとしたら、『これ』と数枚の写真を出してきたんです。なんだと思ったら、離婚のことで相談していた弁護士さんとの写真でした。それも数回カフェに入ったのと、あちらの事務所に入ったときのものでした(笑)。
「それだけではなく、私が自宅で親友に元旦那のことを愚痴っている様子を録音していて、『これはモラハラだよね? 従業員にバレたらやばいんじゃない?』とも言われました。もう私の手に負えないと判断して、わめき散らす元旦那を放置して、そのまま実家に帰りました」
「もう、ただただ別れたかったのですが、向こうは証拠不十分の浮気やモラハラの証拠を盾に慰謝料を請求してきました。呆れてしまい、500万円は嫌だけど100万円くらいなら払って終わりにしようかと思いましたが、弁護士さんがすべて対応してくれたので、ことなきを得ました」
「元旦那は社長だと偉そうにしていましたが、年収は300万円もなかったんですよ。ビックリしちゃって、逆になんだか不憫に感じました。いままで、見栄張ってたんだろうなぁと」
「親権のことも1回も言ってこなかったし、娘にまったく関心を示さなかったのが寂しかったですね。まりこ様の旦那も、ものすごい額の口止め料を請求したって報道があったじゃないですか。年下の経営者で、じつは収入もそんなになかったって、すごく似てるなぁと……」
取材&文・きよのじゅん