8月9日、『文春オンライン』が、木原誠二官房副長官が本番行為をさせる違法デリバリーヘルス(派遣型風俗店)の常連だったことを報じた。
「記事によると、デリヘルは所沢にある人妻専門店で、木原夫妻の行動確認をしていた警察が、木原氏の自宅マンションに出入りする不審車両のナンバーを照会したところ、デリヘルの送迎車だったことがわかったそうです。
同誌がデリヘル嬢に木原氏の写真を見せたところ、2021年に木原氏を接客したことを認めたとのことです」(週刊誌記者)
8月10日、磯崎仁彦官房副長官は、会見で文春報道について聞かれると、「公務に関係のない個人のプライベートに関わる内容であり、政府としてコメントすることは差し控えたい」と渋い顔で答えた。
これまでも国会議員の「風俗遊び」はたびたび報道されてきた。
「1993年、六本木のSMクラブの元女王様が、中村喜四郎衆院議員(当時は自民党)とのプレイを『週刊現代』で告白しました。のちに長男からそのことで責められた中村議員が『ちゃんとお金を払って、楽しませてもらっただけだ』と切り返した話は永田町の語りぐさです。
中村議員は、翌年、ゼネコン汚職事件にからんで逮捕されるなど紆余曲折がありましたが、現在は立憲民主党に所属しています。
記憶に新しいところでは、2017年、自民党の新藤義孝衆院議員が後援会関係者の葬儀後に吉原の超高級ソープで湯浴みしたことを『週刊新潮』が伝えました。現在も自民党の議員です。
また2019年には、当選11回(当時)の大ベテラン、自民党・逢沢一郎衆院議員が東京・大塚駅前のラブホテルで6時間、デリヘル嬢と過ごしたことを『週刊文春』が報じています。デリヘル嬢からは『ちくび』と呼ばれているという、恥ずかしいエピソードも明らかになりました。こちらも、現在、自民党の議員です。
2020年、新型コロナウイルスの蔓延で緊急事態宣言が発令されているなか、歌舞伎町のセクシーキャバクラを訪れたのが、立憲民主党の衆院議員だった高井崇志氏です。『週刊文春』と『週刊新潮』で同日に報道され、本人は歌舞伎町の視察の一環だと弁明しましたが、党を除名されています。その後、れいわ新選組の幹事長に就任しましたが、現在は落選中です。
ほかにも、議員宿舎にマッサージ嬢を呼びつけた疑惑を持たれたベテラン議員など、枚挙に暇がありません」(政治ジャーナリスト)
政治活動でたまるストレスを風俗で癒しているのかもしれないが、共通しているのは続報が出ていないこと。報道には相当こりたのだろう。
秋にもあるとされる内閣改造。岸田首相の懐刀と言われる木原氏は、はたしてどのように処遇されるのか。
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