「横浜反撃」へのラストピースがついに埋まる。ことし4月に右肘の手術を受け、リハビリを続けてきた主砲オースティンが8月2日の広島戦(横浜)から合流することが決まった。
7月31日の1、2軍による紅白戦では快音を響かせることはなかったが、打席での立ち振る舞いにはやはり風格が漂っていた。ベンチでチームメートと談笑するシーンも多く、肘への不安はすでに消えているのだろう。
「1軍の舞台で戦えることは非常にうれしい。与えられた役割で結果を残したい」。勝利に飢えているオースティンは、1軍合流への意気込みを力強く語ったと聞いた。
彼のユニホームに記されているパーソナルスローガンは「Leave No Doubt」―。正真正銘。誰に何を言われようと、努力を続け自分の才能を証明する。
打って、走って、守って―。ハッスルプレーが持ち味の背番号23はきっと、ハマスタに足を運んだファンを熱狂させ、4位から後半戦をスタートさせるチームの起爆剤となるはずだ。=7月31日、横浜(久)
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