颯爽とグラウンドを飛び出して関根が向かった先には、打撃練習をしている巨人・ポランコの姿があった。今季加入したばかりのドミニカ共和国出身の助っ人といつ知り合いになったのだろう? 笑顔で会話している2人をカメラで追っていて、ふと疑問に思った。
球団関係者に聞いてみたところ、スペイン語を学んでいる関根から積極的に話しかけているという。
2019年シーズンオフ、メキシコのウインターリーグでプレーした際、言葉のキャッチボールができなかったことを悔いて、オンライン授業を受けるなど語学習得に取り組んできた。シーズン中は机の前にいる時間がなく、少しでも忘れないようにとスペイン語圏出身の外国人選手と雑談を交わしているようだ。
野手では開幕からただ一人、1軍でプレーしている26歳。どんなことでも前向きに、積み重ねることを大切にする彼らしい振る舞いと重なった。=23日、東京ドーム(久)
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