背番号２の全力で懸命なプレーが目を引いた。
ソフトバンク２回戦（横浜）。二回走者なしからソフトバンク・中村晃が高々と打ち上げた打球を、二塁手の牧が追った。右翼の定位置付近で差し出したグラブに間一髪で収めると、安堵（あんど）の笑みが浮かんだ。
試合前の全体練習ではできる限り、田中内野守備走塁コーチを傍らにノックを受けている。ここまでリーグ最多の６失策。大型内野手は少しでも上達しようと研さんを重ねており、自分の弱さともしっかり向き合っているような気がする。
２年目のシーズンは３分の１を終えた。打率３割２分４厘（リーグ１位）、１３本塁打（同３位）３７打点（同３位）と「３冠王」を狙えるポジションに付けているが、個人的にはセカンドの守備の成長にも注目している。＝２５日、横浜（祐）
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