試合前の練習中に流れるアップテンポの曲調に合わせ、クローザーの山崎がノリノリでステップを踏んでいた。守護神のポジションを失った昨シーズンはあまり見ることができなかったほほえましい姿に、今シーズンの好調ぶりが垣間見えた。
新型コロナウイルスの影響やチーム事情もあって、ここまで8試合の登板にとどまっているが、初黒星を喫した3月27日の広島戦(横浜)以来、計7回で自責点0と安定感を取り戻している。
15日の阪神戦(横浜)では手痛い失策を犯した楠本を、ベンチ前で出迎えてフォローしていた。苦しい時期を乗り越え、また一回り大きくなった右腕はベイスターズにとって誇らしい存在だと思えた。=12日、横浜(久)
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