横浜DeNA2-1ロッテ
豪腕から技ありの一発を放った。横浜DeNAの牧秀悟が二回に佐々木朗の変化球を捉え、6試合ぶりとなる16号ソロをマーク。この試合までZOZOマリンで5戦無敗、防御率0・49と圧倒的な数字を残している右腕に、本拠地での初被弾を食らわせた。
150キロ後半の直球を2球見逃し、1ボール1ストライクから迎えた3球目。外角への130キロのカーブに反応する。右膝にしっかり体重を乗せた打球は、逆方向の右翼テラス席へ。「真っすぐで張っていたが、甘くなってくれて、速球に近い球速だから打つことができた」と自賛した。
4月に完全試合を達成した「令和の怪物」との対戦は熱望していたが、その後は遊ゴロと左飛に打ち取られ、あらためて球界を代表する右腕の力に感心した様子だ。「本当にいい投手。変化球を多めにしても的を絞らせないし、技術の高い投手だと思った」。交流戦ならではの勝負を楽しみながら、スラッガーは成長していく。
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