横浜DeNAの今永昇太投手(28)が今シーズン初勝利を懸けて、17日の中日戦(バンテリンドーム)に先発する。チームが抱える借金は今季最多の7。連敗ストップを託された左腕は「一気に(借金は)減るものではない。ただ勝つだけではなく、連勝を引き寄せられるよう、流れをもってこられる投球をする」と力強い。
16日は横浜スタジアムでの先発投手陣の指名練習に参加。大貫とのキャッチボールやランニングなどで黙々と汗を流して調整した。13日に先発予定だった阪神戦(横浜)が雨天中止となり、今季初登板から中10日でのマウンドとなる。6回3失点で勝敗が付かなかった6日の広島戦(マツダ)から登板間隔は空いたが、首脳陣は先発ローテーションを再編し、エースに週初めのカード初戦を任せた。
「最低7回以上は投げないと。カード頭に勝つことは自分自身に足りないところ。そこを克服したい」と今永。チームが今季5勝1敗と大きく勝ち越している中日戦で、確実に白星をつかみ取る。
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