いい表情をしていた。すぐにシャッターを押していた。
今季初先発の上茶谷を毎回のように盛り上げていたのが戸柱だった。
7回1失点の好投を見せた右腕を、大きな笑顔で出迎え、何度も何度もねぎらっていた。昨シーズンはあまり見られなかった光景に、戸柱の今シーズンの活躍を期待せずにはいられなかった。
昨季は56試合の出場にとどまり、打率は2割2分、14打点にとどまった。2017年には正捕手として日本シリーズに導いた背番号10の復活は、チーム浮上のためには欠かせない。
4日現在で打率はキャリアハイを大きく上回る2割8分6厘をマーク。浮かれることなく、攻守で存在感を示した先には5シーズンぶりの100試合超え、さらには目指すべき頂が見えてくる気がする。=1日、神宮(祐)
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