アメリカ出身の人気シンガーソングライターであるフランク・オーシャンが、2023年に開催される「コーチェラ・フェスティバル」にてヘッドライナーを務めることが分かった。
フランクはもともと、トラヴィス・スコットやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンと並んで2020年のコーチェラにて大トリを飾る予定であったが、新型コロナウイルスのパンデミックにより開催は中止。2021年のフェスティバルにて3組がそのままヘッドライナーを務めることになったのだった。
しかし、年が明けてもパンデミックが収束に向かう様子がなかったため、2021年分の開催に関しても中止が決まり、3組のパフォーマンスは2022年までお預けとなってしまった。
そして今回、コーチェラの共同創立者であるポール・トレはLos Angeles Times誌に対し、フランクのみ出演が2023年に先延ばしになったと明かした。
「今我々は、未知の領域を生きている。アーティストやファンの皆さんに対してはできる限りフェアであり続けようと努めていて、出演を予定していたアーティストたちのパフォーマンスをいずれは皆さんにお届けできればと思っています」
フランクは2023年の出演が決まった一方で、トラヴィスとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンに関しては2022年のフェスティバルにてヘッドライナーとしてパフォーマンスを披露する予定だという。そのため、一つ空いたヘッドライナー枠に関しては、今後発表されることになりそうだ。
また、2020年に出演が予定されていたミーガン・ジー・スタリオンやドージャ・キャットといったアーティストに関しても、調整が必要だと説明。出演が決まった当時に比べ今や売れっ子アーティストとなった2人なだけに、「ステージの規模やタイムスケジュールも変更しなくてはいけない」とトレ氏は語っていた。
MTV NEWS