昨年に引き続き、アメリカ最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け2021年の開催も中止とすることを発表した。
コーチェラは昨年、2020年分の開催を当初予定していた4月から10月に延期するも、パンデミックは収束せず結果的に開催を断念。今年は4月9~11日、16~18日の開催を目指していたが、感染拡大が勢いを緩めることがないため、2021年分に関しても開催をキャンセルする運びとなった。
また、カントリーミュージックの祭典「ステージコーチ」も2021年の開催は中止することが決定した。それぞれの中止のアナウンスは、カリフォルニア州リバーサイド郡の衛生管理官、キャメロン・カイザー氏のツイッターを通して発表されている。
Due to the pandemic, Public Health Officer Dr. Cameron Kaiser today (Jan. 29) signed a public health order canceling Coachella Valley Music and Arts, Stagecoach Country Music festivals planned for April 2021. We look forward to when the events may return. https://t.co/YAIn8uTea9
— Dr. Cameron Kaiser (@RivCoDoc) January 29, 2021
昨年10月、Rolling Stoneは、2021年のコーチェラは2021年10月に開催されるのではないかといった憶測を報道していたが、今回のカイザー氏の発表の中では「2021年4月に開催が予定されていたコーチェラとステージコーチは中止になった」と書かれているだけで、日程が延期されたとは書かれておらず、今後日を改めて開催を試みるかどうかは今のところ不明だ。
開催中止が発表される前、今年のコーチェラには、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、トラヴィス・スコット、フランク・オーシャン、ラナ・デル・レイ、ラン・ザ・ジュエルズらがラインナップに名を連ねていた。
MTV NEWS