今年の4月に2ndアルバム『Fearless』の再録版となる『Fearless (Taylor's Version)』をリリースしたテイラー・スウィフト。次なる再録バージョンとして4thアルバム『Red』の制作が進む中、同作のティーザー動画を公開した。
テイラーは以前より、ティーザー動画や公式ミュージックビデオの中に新作や新しいプロジェクトに関するヒントを隠すことで有名であり、その度にファンは解読に勤しんできた。今回も例外ではなく、『Red (Taylor’s Version) 』のティーザーは完全なる“パズル”となっている。
ティーザーの公開にあたり、テイラーはSNSにて「プレス投稿。狂気的にケラケラと笑う」というキャプションを添えたほか、パズルの難易度についてはシングル「All Too Well」の歌詞を引用し、「Level: casually cruel in the name of being honest(レベル:誠実の名の下に、さりげなく残酷)」と追記していた。
*presses post*
— Taylor Swift (@taylorswift13) August 5, 2021
*cackles maniacally*
Level: casually cruel in the name of being honest pic.twitter.com/Tf0ahCMql8
動画の中では、意味をなさないアルファベットの並びが次々と画面に表示される。そして熱心に解読したファンは、シングル曲「Red」の歌詞に「trying to solve a crossword and realizing there’s no right answer(クロスワードの答えを探して本当の答えはないと気が付く)」という部分があったことを思い出し、このアルファベットの並びがクロスワードになっていることに気付いた。
そしてこのクロスワードを解くと、Phoebe Bridgers(フィービー・ブリジャーズ)、Chris Stapleton(クリス・ステイプルトン)、そしてEd Sheeran(エド・シーラン)という大物アーティストたちの名前が浮かび上がってきたというのだ。エドはオリジナル版の『Red』に収録されている楽曲「Everything Has Changed」にてテイラーとコラボを果たしていることもあり、再録版では「Everything Has Changed」をテイラーと一緒に再録したのか、はたまた新曲を制作したのかとファンの間で期待が高まっている。
next update with your comments yall this is taking shape pic.twitter.com/yXF5uqxG04
— annie 🧣🧣🧣🧣 (Taylor's Version) (@fearlessstyle13) August 5, 2021
そのほかにも、オリジナル版にも収録されている「All Too Well」はもちろんのこと、2012年にiTunes限定で配信した「Ronan」、2016年にリトル・ビッグ・タウンに提供した「Better Man」など、次々とワードが解読されている。しかし、完全なる答えにたどり着くまでにはまだまだ情報が足りないようで、ファンは今も解読に悪戦苦闘している。
ティーザーを公開した後、テイラーは「次のヒントは、あなたたちが“Red”を聞く場所に現れるわ」とツイート。
Your next clue will be in the spot where you hear red…
— Taylor Swift (@taylorswift13) August 5, 2021
意味不明な内容にファンは「全く意味が分からないんですけど…」、「もう止めて―!」とリアクションを寄せていたが、今後さらなるヒントが出されることでそれだけ新作の核心に迫ることができるのであれば、こんなにありがたいことはない。
テイラーの『Red (Taylor’s Version) 』は、11月19日にリリース予定!
MTV NEWS