世界的シンガーのテイラー・スウィフトが、Netflixのオリジナルドラマ『ジニー&ジョージア』の中でネタにされたことを受け、非難のコメントを発表。怒りを爆発させた。
今回テイラーが指摘した“ネタ”というのが、自身の過去の交際歴について触れたもので、登場人物のジョージアとその娘のジニーが口論する際のセリフである。ジニーがジョージアに対し「お母さんに何がわかるの?テイラー・スウィフトよりも男をとっかえひっかえなくせに」と厳しい一言を浴びせるシーンなのだが、テイラーはこのセリフを快く思わなかったようだ。
今月1日にツイッターを更新したテイラーは、『ジニー&ジョージア』の製作陣に対し次のように意見を発信した。
「ねぇ『ジニー&ジョージア』、2010年が電話してきて、その怠惰で深刻な性差別主義的ジョークを戻して欲しいって言ってる。こういうくだらない言い草を面白がって、勤勉な女性をおとしめるようなことは止めたらどうかしら」
Hey Ginny & Georgia, 2010 called and it wants its lazy, deeply sexist joke back. How about we stop degrading hard working women by defining this horse shit as FuNnY. Also, @netflix after Miss Americana this outfit doesn’t look cute on you 💔 Happy Women’s History Month I guess pic.twitter.com/2X0jEOXIWp
— Taylor Swift (@taylorswift13) March 1, 2021
また、テイラーはこれまでNetflix上で自身のドキュメンタリー番組『ミス・アメリカーナ』を配信しており、その中ではテイラーのフェミニズムな点についても焦点を当てていることから、「Netflixにも言いたいんだけど、『ミス・アメリカーナ』を配信した後でこういう表現をするのはちょっと違う気がする。今月は女性史月間だったわよね?」と、Netflixに対しても一言お灸をすえていた。
MTV NEWS