12月27日、「NEWSポストセブン」によって3度目の不倫疑惑が報じられた八代目中村芝翫(56)。
記事によれば、芝翫は12月2日~23日まで京都・南座で上演された「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」に出演するため、京都市内のホテルに滞在していたという。
その一方で、公演期間中はホテル内にある鉄板焼き店で都内在住の40代女性と連日食事を共にし、同じ階で別々の部屋に宿泊。夜更けに芝翫が女性の部屋を訪ねるのがルーティンとなっていたと報じられている。
「芝翫さんに不倫が報じられるのはこれで3度目です。まず襲名直前の’16年10月に京都の人気芸妓との不倫がスクープされ、今年1月にも30代の女性ファンとの不倫が取り沙汰されたばかりでした」(芸能関係者)
「NEWSポストセブン」の直撃取材を受けた芝翫は、ホテルで共に過ごした40代女性について「大の友達です」と不倫関係を否定。女性の部屋に出入りしていたことについても「胃薬をもらっていた」と弁明している。記者の質問に丁寧に答えていた芝翫だが、始終慌てていた様子だったという。
スポニチアネックスによると、芝翫の事務所も「記事で芝翫が話している通りです」と不倫疑惑を否定していると報じている。ただ、事実ではないとしても、ネット上では芝翫の妻・三田寛子(55)に同情の声が広がっている。
《三田寛子さんも気苦労耐えませんね》
《三田さんの献身をまたないがしろにするなんて呆れるわ》
《中村芝翫さん、三田さんかわいそう…今回の報道内容も結構、親密でしたが》
1度目の不倫騒動の際は、雨が降るなか報道陣を前に「深く夫婦で反省しております」と深々と頭を下げた三田。これが事態を収束させ“神対応”と評されたが、三田は’17年1月に出演した『サワコの朝』(TBS系)で当時の心境を次のように語っていた。
「夫に『ひどい』とか言っているレベルではなくて。目の前に襲名があるんですから、まずはこの襲名をきちっとしないと、もう。“家族の細かい感情とかよりも人さまに迷惑をかけちゃいけない”こと。まずそれをきっちりしてから、“次でしょ”っていう気持ちも、もちろんあったのかもしれませんけど……」
■前回の相手は贔屓筋だった
91年に芝翫(当時は橋之助)と結婚し、梨園に嫁いだ三田は、’15年に本誌インタビューで義父から「舞台側は役者の仕事。客席側はすべて妻の仕事」と教えてもらったと明かしていた。そして、“女将”の役割を次のように語っていた。
《舞台にかかりきりの主人の名代として、ご贔屓筋をはじめ見にきてくださったお客様へのご挨拶、ご案内、ご接待、お礼、お見送り……といったこともすべて私の務めです》
しかし今年1月に報じられた夫の不倫について、三田は頭を悩ませていたという。
「寛子さんが5年前の謝罪会見で気丈に振る舞えたのは、相手も芸妓とあって玄人さんなので“ただのお遊び”と割り切れたからだそうです。ですが今年1月にスクープされたファンの方は、実は贔屓筋だったんです。襲名祝いに240万円もする特注の鏡台を贈っていたのも彼女でした。
寛子さんは梨園の妻として本来、頭を下げるべき贔屓筋の女性に夫が手を出したことに落胆したそうです。寛子さんも顔を知っている相手ですし、ましてや結婚記念日に会っていたなんて。芝翫さんは今回の報道を否定していますが、もし相手がまた贔屓筋だったとしたら寛子さんのショックは計り知れないでしょう」(後援会関係者)
奇しくも京都・南座で上演された「身替座禅」で芝翫が演じたのは、夫に浮気をされる妻「奥方玉の井」。果たして芝翫は、どのような気持ちで三田と対面したのだろうかーー。