4月2日、夏目三久アナ(36)との結婚を発表した有吉弘行(46)。直筆のメッセージで《この度 私達 有吉弘行と夏目三久は令和三年四月一日に結婚いたしました》と報告した有吉。夏目も《有吉さんと夫婦になり、この上ない喜びと幸せを感じております》とコメントした。
2人はなぜ、今回のタイミングでゴールインしたのか。
10年前の’11年4月に『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で共演し、互いに好意を抱くようになっていった有吉と夏目。熱愛発覚当初は、2人が隣同士のマンションに引っ越したと報じられた。だがさらにその後、2人の仲はひそかに進展していのだ。
「実は3年ほど前からすでに同棲し始めていたのです。ほぼ事実婚のような生活で、いつゴールインしてもおかしくない状態でした。
ただ夏目さんはTBSの情報番組『あさチャン!』や日本テレビの報道番組『真相報道バンキシャ!』でMCを務める人気キャスター。有吉さんもレギュラー番組を13本も持つ超売れっ子ですし、後輩芸人に慕われているので明け方まで飲みに行くことも少なくありませんでした。そのため、すれ違いも多かったそうです」(芸能プロダクション関係者)
同棲したものの、結婚には至らない。そんな秘愛生活が長年続きながらも破綻をきたさなかったのは、有吉の貫いてきた“美学”があったからだ。
本誌’13年8月20・27日合併号では、有吉と夏目とマツコ・デラックス(48)による“怒り新党メンバー特別座談会”を実施。そこで“有吉にふさわしい女性”について、こんなやりとりがあった。
《マツコ:いや、この人誰でもいいと思うよ
有吉:うん。俺もそう思う! 結局、僕は誰でも一緒だと思います
マツコ:結局、この人が合わせるのよね、どうせ》
■「最近、チリビーンズを作っているんだ」
この有吉の「結婚や恋愛は俺が相手にすべて合わせるという姿勢」が、夏目にとって大きな意味を持っていたようだ。前出の芸能プロダクション関係者がこう語る。
「夏目さんは、意外にもこだわりの強いタイプ。特に『食の趣味が合わない人とは付き合えない』と語るほど、食事の相性を大切にしているんです。だから我の強い人と付き合うと、ぶつかることも多かったといいます。
その点、有吉さんは相手の意見を尊重するタイプ。実際、最近では発言にも変化があったそうです。たとえば『料理は必ずお皿に取り分ける』というこだわりをみせたと思えば、『最近、チリビーンズを作っているんだ』と語り始めたり……。マツコさんが『あなた、そんな人だっけ?』とツッコミを入れるほどの変心ぶりでした。
さらに同棲についても、夏目さんが生活スタイルを変えなくてもいいように配慮。有吉さんが、彼女のマンションへと引っ越す形にしたそうです。率先して寄り添ってくれる姿勢に、夏目さんはとても感謝していました」
そしてコロナ禍で外出を自粛したことが、決め手となったという。
「ステイホーム期間中は有吉さんも外で飲み歩くのではなく、家で晩酌するようになりました。また夏目さんも外での仕事が減り、自宅にいる時間が増えました。その結果、今後についてじっくり話し合う機会ができたようです。
最近、有吉さんは将来について話すことが増えていたといいます。事務所とも半年前くらいから、いろいろと相談をしていたみたいですから。周囲でも『何か心境の変化でもあったのかな』と噂になっていました」(お笑い関係者)
冒頭のコメントのなかで、有吉はこう続けていた。
《お世話になっている皆様方にもっと笑っていただけるようこれまで以上に精一杯頑張っていきたいと思っております》
最愛の伴侶とともに、有吉はさらなる飛躍を誓う――。
「女性自身」2021年4月20日号 掲載