5月9日は母の日。いま、日本で随一の注目を集める“母”といえば、眞子さまの婚約内定者・小室圭さんの母、小室佳代さんだろう。佳代さんと、その元婚約者の間の金銭トラブルに端を発し、眞子さまと小室さんの結婚は3年以上延期になったままだ。
秋篠宮さまは、昨年の誕生日会見では「結婚を認める」と公言されたものの、以前から眞子さまと小室さんの結婚への条件として求められてきた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」にはまだなっていないと発言された。
ネット上などでは、たしかに未だお二人の結婚への反対意見が根強い。そのなかには佳代さんへの拒絶反応も多々見られる。
世間がつい拒絶反応を起こしてしまうのは、彼女のファッションスタイルも一因ではないのか――。そう指摘するのは、数々のファッション誌でスタイリングを務めるスタイリストAさんだ。
「時折スナップされる佳代さんのファッションスタイルは、服だけ見れば“おしゃれに気を遣っている女性”。ただ、トレンドである大きめのサングラスも、短めのレギンスも、ご自身にマッチしているとは思えず、何かに強く憧れをもって実践するけれど、どこかズレている人という印象が強いんです。世間の風当たりが強くなっても逆に自信をもったかのように、薬指に指輪を光らせてみたり、モードなヘアスタイルに挑戦してみたり、ビジュアルで意思を示している。素敵な生き方ですが、その意識の高さとたくましさが、過度な上昇志向と重なって、“皇室を利用するに違いない“と、世間に警戒心を抱かせてしまうのでしょう」(スタイリストAさん、以下同)
トレンドを意識してか、インパクトのあるコーディネートが多い佳代さん。しかし、昔から派手だったわけではない。
■当初はシックなコーデだった
「眞子さまと小室さんのご婚約内定報道が出た直後、報道陣の前に現れた佳代さんは、おとなしいベージュ×グレーのコーデでした。品がよく、好感度の高い組み合わせで、違和感を抱いた人はあまりいなかったのではないでしょうか」
■自信があふれたスタイルに
お二人のご婚約内定会見が無事終わって1カ月後に見せたスタイルは、ネイビーのワンピースだった。「このときは膝上で丈が短め。春頃よりも堂々とした自信が感じられます」
手塩にかけて育てた大事な一人息子が内親王殿下と結婚へ――。そんな成功への階段をのぼっていくごとに、外へとあふれてくるようになった佳代さんの“自信”。
しかし、'17年12月に元婚約者との金銭トラブルが報じられると、その自信は段々と迷走していく。
■セレブ風サングラスが物議
報道に世間が揺れるなか、佳代さんは洋菓子店へ出勤する際にもサングラスをかけるように。「過去への後悔の気持ちと、でも注目を集めるのは嫌いじゃないという複雑な感情が、ネイビーの地味な装い、セレブ感のあるサングラスという、相反するコーディネートに表れているのではと思います」
■上級者コーデには、宝石輝く指輪を
特に話題を呼んだのが、本誌が'19年12月にキャッチした、クリスマスイブ直前のお出かかけファッション。左手薬指には、ピンクのダイヤモンドのような宝石が光る真新しい指輪が輝いていた。「大判ストールを羽織り、異素材を重ねてベージュの同系色コーデにメリハリをつけた上級者スタイル。この巻き方を見ると、ファッション誌もチェックしていることがうかがえます」
■度重なるイメチェン。最新カットでは…
その後、一時期髪を金髪にするもまた黒に近い色合いに戻すなど、ヘアスタイルでイメチェンを繰り返した佳代さん。今年3月に本誌が捉えた姿は、さらに髪型を変化させていた。
「眉上でパツンと切りそろえた新しいヘアスタイルは以前よりもモードな雰囲気。イタリアのマダムのような柔らかな配色で、中途半端なレギンスをはいていたころよりは断然あか抜けています」
とはいえ、全体的に「おしゃれだけれど似合ってない」とAさんは評する。
「他人の目は意識するけれど、どう見られているかは気にしていないという印象です。この我を貫く姿勢が、今まで元婚約者とのトラブルについて世間から『お金を支払って解決すればいいのに』と言われても屈してこなかった強さに通ずるものがあると思います」
5月7日に「女性セブン」が報じた佳代さんの最新の姿は、ベージュのワンピースと同系色の女優帽、グレーのカーディガンを肩がけしたエレガンススタイルだった。元婚約者の男性が4月27日、解決金について交渉に応じる旨を公表した際に佳代さんについて「長期間の入院中と伺っております」とコメントしていただけに、「長期入院は嘘だったのか?」と波紋を呼んでいる。
「この日のコーデも、一貫して“ハイソな奥様”風を貫いていますね。カーディガンを肩かけするなど、ファッション誌をかなり愛読していると思います」
今後、佳代さんはどのように元婚約者との交渉に応じるのか。そのとき、ファッションには変化が表れるのか。果たして、「多くの人が納得し喜んでくれる状況」に近づくのか――。動向に注目が集まる。