チュートリアル・徳井義実(45)が10月14日放送の「今夜くらべてみました 秋の2時間スペシャル」(日本テレビ系)で番組に復帰した。冒頭で徳井は「私自身の至らなさのせいで、この番組を約1年間ほどお休みしていました」と語った上で、今後について「国民の義務を果たしていこうと思っております」と宣言した。
「徳井さんは吉本興業から支払われる出演料などを、個人で設立した会社『チューリップ』を通して受け取っていました。しかし12年から15年までの4年間、個人的な旅行・洋服代・アクセサリー代などを会社経費として計上。国税局はこれを認めず、約2,000万円の所得隠しとして指摘しました。
また16年から18年までの3年間は収入をまったく申告していなかったため、国税局は徳井さんに対して約1億1,800万円の申告漏れも指摘。重加算税などを含めた追徴税額は、3,700万円にのぼるといいます。この一件で、徳井さんは活動自粛となりました」(スポーツ紙記者)
約1年ぶりとなる、徳井の「今くら」復帰。しかしネットでは《40歳を超えて述べる反省の言葉が、国民の義務を果たします。ですか》《当たり前の事を40過ぎて言うなよ。と言う気持ち》と厳しい声が上がっている。
「『チューリップ』は設立から9年間、1度も期限内に会社の所得を税務申告していなかったとも報じられています。期限を過ぎた後で3年分まとめて申告するという行為を3回繰り返していたとして、“悪質”とみる声がいまだ大きい。番組復帰について『早すぎる』といった批判も少なくありませんでした。またコロナ禍での復帰というのにも、『どさくさに紛れて……』と否定的な声が上がっています」(前出・スポーツ紙記者)
信頼回復への道のりは険しそうだがーー。
いっぽうで《徳井君が、こんくらに復帰した! あとは、しゃべくりにも復活して欲しい!》《戻ってきてくれて嬉しい》と復帰を喜ぶファンもいる。
「活動自粛前はレギュラー番組を13本も抱えていましたし、独特の芸風から一風変わった番組でのMCを務めることもありました。自粛中には大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合)の出演回が放映され、その名演ぶりも話題に。スタッフや芸人たちからの信頼も厚く、復帰を望む声は当初から根強いです」(テレビ局関係者)
果たして、風向きは変わるのだろうか?