いまだ感染拡大し続ける新型コロナウイルス。2020年はその影響で“巣ごもり期間”が長くなり、以前よりともに過ごす時間が増えた夫婦も。なかには、そのストレスで離婚を考える人も少なくないとの声も……。そこで本誌が目撃してきた、芸能界きってのおしどり夫婦10組を紹介。円満夫婦の生活を改めて振り返りたい。
横浜・みなとみらいに訪れた歌手の絢香(33)と水嶋ヒロ(36)夫妻。友人らとのディナーを終え、車に乗り込もうとしたところ、水嶋は絢香を気遣い彼女の背中に手を添える。すると友人が視線をそらした隙に、絢香は後ろ手で夫の指先をギュッと握りしめていた。
「バセドー病で闘病生活を送っていた絢香さんは当時、活動再開を発表したばかりでした。水嶋さんは『仕事を減らしてでも一緒にいてあげたい』『不要なストレスを妻に与えたくない』とたびたび話していましたし、絢香さんが回復したのは、ひとえに水嶋さんの支えがあってこそだと思います」(夫婦の知人)
当日は、山口百恵さん(61)が歌手として最後に生テレビ出演した日から数えて35年目。百恵さんは三浦友和(68)とともに都内有名デパートの地下食品街に訪れていた。
吟味して食材を買い込んでいく百恵さんの横で、友和は両手に3つもの買い物袋を提げながらも黙ってフォロー。まさに“理想の夫婦”そのものだった。
自宅から1.5キロ離れた公園で子供をあやしていた山田優(36)と小栗旬(38)夫妻。ベビーカーを持ってきておらず、ずっと小栗が愛娘を抱えていた。自宅まで歩いて帰る際にも、小栗はずっと抱っこーー。実はこれ、山田直伝のダイエット法だとか。
「山田さんは幼い子供を抱えて歩くことで、産後太りが解消されたといいます。当時、小栗さんは映画『ミュージアム』を撮影していました。殺人犯の役で、減量が必要だったため山田さんのダイエット法を実践していたそうです」(映画関係者)。
前年の8月に菅野美穂(43)が第一子となる長男を出産。当日は初めて迎えたこどもの日だった。当時、大河ドラマ「真田丸」(NHK総合)の撮影で多忙な日々を送っていた堺雅人(47)は喫茶店で役作りの予習。その後、菅野とともに公園へ。すると赤ちゃんを抱っこひもで支えるなど、“抱っこ係”を率先して行うほどのイクメンぶり!
その後、夫婦はスーパーで柏餅を購入していた。菅野がレジで会計をしている間、堺は鏡の前で赤ちゃんをあやしながら「バァ~ッ!」と笑いかけるシーンも。さらに店を出て菅野が堺に寄り添うと、堺は彼女の背中をポンと叩き、笑顔を見交わしていた。
イタリアンレストランでランチを堪能した堀北真希(32)と山本耕史(44)夫妻。その後、近くの公園へ出向いた。有名人夫婦であるにも関わらず、ママ友たちと笑顔で語り合う2人。
しばらくすると山本は我が子と一緒に滑り台で遊び始め、堀北はその様子を満面の笑みで眺めていた。夫妻は日が暮れるまで、我が子とたっぷり公園で遊んでいた。
榮倉奈々(32)の30歳の誕生日当日、彼女は賀来賢人(31)とその両親ともに都内の人気焼肉店へ。榮倉は前年6月に第一子を出産したばかりだった。
「賀来さんのご両親は嬉しそうに子供をあやしていました。また、榮倉さんはモデル体系からは想像つかないほど焼肉を口いっぱいに頬張ってましたね」(居合わせた客)。
週末で人通りが多い銀座。にもかかわらず、堂々と夫婦水入らずデートを楽しむ北川景子(34)とDAIGO(42)夫妻。当時、結婚3年目でもラブラブで、2人して宝飾店へ。そこでパワーストーンを購入していた。
「その年は北川さんが、翌年はDAIGOさんが本厄でした。仕事もプライベートも支障が出ないよう、夫婦一緒に開運のパワーストーンを探しに行ったようです。子宝の願いもあったといいます」(2人の知人)
その2年後となる今年9月、北川は女児を出産。夫婦の願いは見事かなった。
蒼井優(35)と南海キャンディーズ・山里亮太(43)の2人はカーシェアリング用の駐車場へ。そこで車を選ぶと、蒼井の運転で商店街にあるそば店へと車を走らせた。
食事を終えて店から出てきた2人だが、山里は通行人とすれ違うたびに手で口元を隠す“警戒モード”。すると、「私が隠してあげる!」とばかりに蒼井が山里の顔に手をかざし、からかうシーンも。さらに蒼井が、山里の肩に手をまわしながら歩くラブラブぶり!最後には山里の腕にそっと手をまわしていた。
真夏の公園、向井理(38)の姿が。向井は慣れた様子で園内に入っていくと、子供と追いかけっこをしたり、ブランコで遊んだり。のちに国仲涼子(41)が下の子を連れて現れると、公園を出た向井一家。帰り道、国仲が何かを話しかけると、向井がそれにうなずくという何気ない夫婦シーンもあった。
結婚25年目の山口智子(56)と唐沢寿明(57)夫妻。山口の56回目の誕生日、2人は小さなすし店へ。ディナーを楽しみ店を出ると、山口はお酒も入って上機嫌な様子。自然と唐沢に腕を絡ませると、そのまま肩を寄せ合いながら2人は夜の街に消えていった。
「結婚以来、誕生日は2人きりで祝うことが夫婦のルールです。唐沢さんは毎年この時期、山口さんからリクエストを聞いては誕生日ディナーのお店をチョイスするといいます」(山口夫妻の知人)