ブライダル情報サイト「Wedding Park」は11月5日、「いい夫婦の日」にちなんだ実態調査の結果を発表。調査対象は、20~30代の既婚女性413人。昨年と異なりコロナ禍で自粛期間もあった今年は、94%の女性が「パートナーの大切さを感じる瞬間が増えた」と回答したという。
そんななか「理想の有名人夫婦」として、中尾明慶(32)と仲里依紗(31)が1位に輝いた。主な理由として、「互い同士が想い合っている」「仲の良さが伝わってくる」という感想があったという。
13年4月に結婚し、発表時には「2人の合言葉はBIG LOVE。この言葉を大切に人生を歩んでいきます」と誓いを立てた2人。夫婦に至るまで友人関係が続いたが、初対面から意気投合したという。
「出会いは、09年に映画『時をかける少女』での共演がきっかけ。中尾さんは、仲さんの意志の強さやプロ意識の高さに魅力を感じたといいます。共演者とプライベートで仲良くなることは少なかったという中尾さんですが、オープンな仲さんとはジョークを交わし合い、連絡先を交換するまでに進展。『女友達であり、男友達のようでもある』と語っていました。12年にドラマ『つるかめ助産院』(NHK)で再共演し、クランクアップ後に本格的な交際に発展したそうです」(映画関係者)
今年で結婚7年目を迎えた2人だが、これまで誕生日や結婚記念日といった節目にはインスタグラムを通じて互いに感謝の気持ちを表してきた。
新型コロナウイルスの感染が拡大しはじめた今年3月には、それぞれでYouTubeチャンネルを開設。週に2本ペースでアップされる仲の動画は、登録者数が84万人を超えるほどの人気コンテンツとなった。
9月に本誌で、「30歳を超えて自分が楽しいと感じることをどんどんやっていきたいですね」と語っていた仲。ライフワークとなっているYouTubeについて、「撮影、編集作業、更新までやっています」と明かした。また、“キツネさん”と呼ぶ夫に手伝ってもらうこともあるいう。
「ドラマなどで見る“女優の表情”とはギャップのある、仲さんの飾らない素顔は『親近感がわく』と大評判。いっぽう夫婦それぞれがアップする動画は、家族の話題が豊富です。息子の“トカゲくん”はどちらにも登場し、子育ての様子も伺えます。仲さんが夫や家事の不満を漏らすこともありますが、中尾さんが“感謝の気持ち”として家族に料理を作る企画もあります。ファンの間では、夫婦のチャンネルを両方見る人が増えているようです」(芸能関係者)
6月にはリモートドラマ『Living 第3話』(NHK総合)で、結婚してから夫婦で初共演を果たした2人。インスタグラムやYouTubeにも登場する自宅での撮影だったこともあり、「リアルすぎる」といった感想が相次いだ。
番組インタビューによると、夫婦で芝居をするにあたって「恥ずかしさはなかった」という中尾。さらに、「まだまだ共演できるな」と実感したという。いっぽう仲は、「つらい時もぶつけ合わないとダメ。全部を一緒に共感して夫婦なんだな」と振り返った。
バラエティ番組やYouTubeなどで、互いの不満を漏らすこともある2人。時には、ぶつかることも夫婦円満の秘訣のようだ。
「仲さんが夫に口うるさくなってしまうのは、“家族ゆえ”だといいます。気弱な発言が多いという中尾さんですが、彼女が引っ張っているところもあるのでしょう。外出先でも電話をするなど、コミュニケーションが多いからこそケンカに発展することも。ですが互いに意見を受け入れることで、尊重し合っているそうです。また『どんなことがあっても隣で寝る』と、ルールも決めているそうです」(前出・芸能関係者)