高級ブランド店も入っている銀座の大型商業施設前に1台の車が止まった。そこから降りてきたのは石原さとみ(33)だ。
本誌が彼女を目撃したのは12月上旬。その日は、同じ銀座で撮影をしていたという。黒のロングコートに、ショルダーバッグ、そして茶色地の柄マスクと、シックないでたちをしていた。そしてエンゲージリングだろうか、左手薬指には真新しい指輪がきらりと輝いていた!
今年10月、電撃結婚を発表した石原。国民的女優のハートを射止めたお相手のAさん(33)は、“一般人”ということで日本中を驚かせた。しかし、ただの“一般人”ではないという。
「Aさんは大手外資系金融機関に勤めています。さらにIT企業などを含む複数の会社で社外取締役も務めているのです。またコンサルティング業などを営む会社も自ら経営しており、年収は少なく見積もっても5千万円以上と報じられています」(芸能関係者)
超ハイスぺ男性と結婚する石原。彼はかつて「俺はパートナーには、結婚後も働いてほしい派」と、あるファッション誌で語っていた。その言葉どおりに、石原は当分仕事に励むようだ。
来年1月4日に放送される新春ドラマ『人生最高の贈りもの』(テレビ東京系)で主演を務めることが発表されている。そしてさらにもう1つ、来年は大きな仕事も決まっているという。
「企画段階では恋愛もので話が進んでいましたが、石原さんの結婚発表により、急遽方向転換したそうです」(テレビ局関係者)
結婚発表時、所属事務所は入籍日について《良き日を選んで年内に》とコメントしている。だが入籍直前の石原に浮かれたところは全くないという。
「あるとき、石原さんは『結婚のお祝いをしよう!』と知り合いから食事に誘われたそうです。ですが、『役作りがあるので遠慮させてください』と断ったといいます。もともと仕事熱心で、入念な役作りを欠かさない彼女。結婚後も一つ一つの仕事を丁寧に行っていきたいのでしょう」(ドラマ関係者)
そんな石原だが、早くも超ハイスぺ“夫”を支える“妻”としても奮闘している。
「石原さんはAさんの体を気遣い、野菜とフルーツをジューサーにかけた特製健康ジュースを作ってあげているそうです。石原さんはもともと料理上手で家でアジア料理と和食をよく作っているそうですが、中華やイタリアンもお店の味レベルだそうです。それをAさんは、『おいしい!おいしい!』と言って食べてくれると聞きます。彼の笑顔のおかげで、ますます料理の腕に磨きがかかっているとか。最近では、料理にかけるソースやドレッシングなども自分で一から作るらしいです」(石原の知人)
■フランスの老舗ジュエリーブランドにも顔を出し……
知人たちから祝福を受けるなかで、こんなシーンも目撃されたという。
「石原さんは、年配の仕事関係者に、『子供は欲しいのかい?』と聞かれていました。あまりに遠慮のない質問に周囲も驚いていましたが、彼女は動じずに『はい!』と笑顔を見せていました」(テレビ制作関係者)
本誌が石原を銀座で目撃した日、彼女がまず向かったのは超高級宝飾店だった。仕事後のオフの時間にスタッフと思しき女性と並んで歩く彼女は“笑顔満開”だ。
彼女が訪れたのはフランスで創業した老舗ジュエリーブランド。その優美さから多くの人に支持され、芸能界にも愛用者が多くいる。
彼女がショップ内で多くの時間を費やしていたのはブライダル関連の品が集められているスペースだった。きっと入籍に向けて結婚指輪の下見にきていたのだろう。ちなみに、この店で取り扱っている結婚指輪は高いもので400万円近くする。さらに石原が立ち寄ったのは女性服ブランド店。店内をひととおり見て、気に入った商品を購入し、大きな紙袋を手にして、車に乗り込んだ。
2時間弱の“銀ぶら”ショッピングを終えた後、ヨーロッパ発祥の有名家具チェーン店にも立ち寄ったという。
「彼女は、店内が多くのお客さんでにぎわうなか、楽しそうにお買い物していました。一緒に店内を回っていたスタッフの女性とは気の置けない仲のようで、しきりに『これ、かわいいね!』などと盛り上がっていました。入籍が近いそうですから、新婚生活のための買い物にきていらしたのでしょうか」(店で居合わせた客)
公私ともに充実した生活を送り、結婚指輪に真剣な視線を向けていた石原。準備にいそしむ姿からは、Aさんとの新生活への意欲も強く伝わってきた。
「女性自身」2020年12月22日号 掲載