(写真:『高嶺の花』現場で自転車に乗る石原)
徐々に明らかとなってきた石原さとみ(33)を射止めた“一般男性”Aさん(33)の正体。東京大学卒で大手外資系金融機関で働くというだけでも驚きだが、それはまだ序の口だった。Aさんの知人は言う。
「海外赴任の多かった大手電機メーカー勤務の父親の影響で、Aさんも6~18歳までドイツやハンガリーなど数か国で生活していました。外資系金融機関のほかに自分の会社もいくつか所有しており、最低でも年収は5,000万円以上だと思います」
順風満帆に見える2人の結婚生活だが、一つの不安要素が。その鍵を握るのがAさんを育てあげた実家の“家訓”だ。
「Aさんの父親には、20年にわたる海外赴任生活を送ったことで、多様な価値観が身に付き、自身の成長につながったという自負があります。数年前に出版した著作では海外で働く意義を説いています。
そんな環境で育ったAさんは物心ついたときから海外志向が強く、外資系金融機関を職場に選んだのも自然な流れでしょう。『海外での生活を経験させてくれてありがとう』と父親に感謝しているといいます。将来的には外資系金融機関から独立して、海外を拠点にビジネスを始めることも視野に入れているそうです」(Aさんの知人)
石原は国際派なAさん一家の考えを尊重しているようだ。
「結婚発表の際、所属事務所はAさん一家への石原さんの思いを、《初めて彼のご家族とお会いした時、(私もこの家族と家族になりたい)と涙が出るほど温かい安心した気持ちになったそうです》と明かしていました。石原さんとしては、Aさんが海外進出を望んだら受け入れる心構えでいるといいます」(石原の知人)
いっぽうでAさんは数年前、インタビューに応じたファッション誌で、結婚後の妻の仕事についてこんな要望を語っている。
《仕事に対してモチベーションが高いコなら、期限を決めて仕事をしたりしないんじゃないかな。俺はパートナーには、結婚後も働いて欲しい派》
結婚後も共働きが理想の夫婦像だと思っていたのだ。
「Aさんが将来的に海外赴任をしてもテレビや映画のオファーが絶えない石原さんに同行を求めることはないと思います」(前出・Aさんの知人)
石原自身も国際派夫との結婚生活について“孤独の覚悟”を決めているようだ。前出の石原の知人は言う。
「石原さんの両親は70歳を超え、最近ではお母さんががんを患ったこともあり、しばらくは日本から離れるつもりはないそうです。また、女優という仕事にも誇りをもっており、数年前にテレビ番組で10年後について聞かれた際、『仕事はしていたいかな』と語っていました。海外別居婚という選択肢も想定の範囲内だと思います」
海外志向のAさんの家訓を尊重する石原。2人にとって大事なのは“物理的な距離”よりも“心の距離”なのかも――。
「女性自身」2020年11月3日号 掲載